北海道経済産業局が第8回産学官連携功労者表彰候補として推薦していた、以下の案件が経済産業大臣賞を受賞することとなりましたので、お知らせします。
北海道からの経済産業大臣賞の受賞は初となります。
なお、表彰式は、平成22年6月5日(土)、京都市の国立京都国際会館で開催される「科学・技術フェスタ in 京都 〜平成22年度産学官連携推進会議〜」の中で行われます。
北海道経済産業局が推薦した道内受賞案件
【経済産業大臣賞】
◆事例名
「中小企業が主役となり、着実に成果に結びつける産学官連携システムHoPE」
◆受賞者
- 荒磯 恒久 氏
- 北海道大学産学連携本部副本部長、TLO部門長、教授
HoPE運営委員長 - 鴨田 秀一 氏
- 前 北海道立工業試験場技術支援センター所長
前 HoPE企画委員長 - 渡邊 民嗣 氏
- 三晃化学(株) 代表取締役
HoPE代表世話人
◆受賞理由
HoPE(Hokkaido Platform Entrance)は、北海道の産学官連携組織として平成13年6月に設立された。平成21年度末において、会員企業約250社、支援機関約30機関が参画し、350名以上の研究者・コーディネータが活動している。毎月開催している定例会と13の専門分野からなる研究会が活動の基盤であり、研究シーズと企業ニーズのマッチングを行い、研究開発・事業化プロジェクトへと発展させていくスタイルとなっている。HoPEを核とした産・学・官の出会いから、地元中小企業が主役となった共同研究に取り組むことにより、新製品及び新事業創出に結びつけている。地域における産学官連携による架け橋モデルとして高く評価できる。
※なお、今回北海道関連では、このほかに「少水量対応高効率地中熱利用ヒートポンプシステムの開発」(北海道大学大学院工学研究院 長野教授ほか)が、環境大臣賞を受賞しました。
産学官連携功労者表彰とは
本表彰は、大学、公的研究機関、企業等の産学官連携活動において大きな成果を収め、また、先導的な取組を行う等、産学官連携の優れた成功事例に関しその功績を称えるものとして内閣府が平成15年度から創設。平成22年度で8回目。
内閣府の有識者による選考委員会が、各分野の科学技術発展に寄与するとして関係省等から推薦された産学官連携活動を対象として選考を行い、その功績が顕著であると認められる者を「産学官連携功労者」として表彰。
HoPE(Hokkaido Platform Entrance)とは
平成13年6月、北海道中小企業家同友会と北海道大学との連携を基に、北大・北キャンパスエリアに広がる道立研究機関、コラボほっかいどう、研究成果活用プラザ北海道(当時)の産学官連携機能を活用して、21世紀の北海道経済の活性化を目指して誕生した産学官連携研究会で、会員企業250社、支援機関30機関、計350名以上の研究者・コーディネータが参画し活動(平成21年度末現在)。
企業・大学等のアイディア等マッチングの場となる「HoPE例会」は79回(平成17年から月1回ペース)、13の専門分野からなる「研究会」は延べ140回開催。こうしたHoPE事業を核とした企業と大学等の出会いから、地元中小企業が共同研究に取り組むことにより、新たな事業の創出・ビジネスチャンスの拡大に結びついている。

