概要
北海道経済産業局では、十勝地域における「地域密着型産学官・金融連携」モデルの確立を促すため、平成17−18年の2年にわたって、「十勝地域振興計画策定調査」事業を実施しました。
本事業では、十勝地域の意欲ある中小・ベンチャー企業のビジネスプランを専門家が助言・評価する「目利き委員会」を組織。十勝の豊かな「食」資源を有効活用した4社のビジネスプランを実証試験的に評価しました。委員からは「売れる商品発想法」や「売れる流通チャネルへのアプローチ手法」などのアドバイスがなされ、この4社からは「課題の解決策が見つかった」「今後も継続的にアドバイスが欲しい」といった意見が寄せられました。
この実証試験を踏まえ関係機関では、平成19年度に「十勝圏事業化評価委員会(仮称)」とする「目利き委員会」を創設し、本格稼働することとしましたので、お知らせします。
●十勝圏事業化評価委員会(目利き委員会)運営のポイント
- 意欲ある企業のビジネスプランについて、地域の専門家が「市場性」「技術力」等を評価・アドバイス。金融機関の目利き機能を補完することにより融資を促したり、商品化・事業化をサポートすることで、新事業の創出に結びつけることが目的。
- 運営の要となる事務局は、帯広畜産大学地域共同研究センターに設置することを予定。
- 本委員会事業がもたらす主なメリットは次のとおり。
- 【企業】
-
- 自社のビジネスプランのレベル向上
- 専門委員による継続的アドバイスの享受
- 公的支援や融資のハードルの低下
- 【金融機関】
-
- 技術の「確かさ」や全国への「売り込み方」等について、専門家に「目利き」してもらうことによる融資リスクの軽減。
- 行政機関、支援機関、大学は委員会への参加を通じ、案件に見合った支援策等を企業に紹介。
本事業を積極的にPRする役割も担う。 - 今後は、運営費の工面や人的支援等の課題はあるものの、地元関係者の熱意により、地元関係者が主体となった運営を行う。
地方都市における産学官+金融の連携による「目利き委員会」創設は他地域に例のないもの。
当局では、この「目利き委員会」事業の十勝地域への定着のために、今年度も引き続きサポートを行います。また、今後、他地域に本事業をPRし、道内各地域版の「地域密着型産学官・金融連携システム」の確立を促します。
「十勝地域振興計画策定調査事業報告書」は、こちらからダウンロードできます。
<CONTENTS>
○はじめに(PDF/13KB)
(財)北海道地域総合振興機構 会長/泉 誠二 氏
○資料編
