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「地域主体の機能性食品臨床試験システム構築に関する検討会」の報告について

~ 食関連産業の高付加価値化と、地域の健康増進を目指す ~

平成23年4月5日
経済産業省北海道経済産業局

 経済産業省北海道経済産業局、公益財団法人北海道科学技術総合振興センターでは、「地域主体の機能性食品臨床試験システム構築に関する検討会」の報告を取りまとめましたので、お知らせします。

 本検討会では、地域の農水産物など食品素材の機能性や安全性に関する科学的評価を行う基盤を構築することで、食関連産業の高付加価値化と、住民の健康増進及び医療費削減等にもつなげる仕組み等について、検討を行いました。

研究会の目的・概要

  • 現在、地方自治体や大学などが中心となり、地域住民の健康増進と医学研究を結びつける取り組みが各地で進められています。
    北海道内でも、平成19年度から文部科学省地域イノベーションクラスタープログラム「さっぽろバイオクラスター“Bio-S”」の研究プロジェクトとして、北海道情報大学 医療情報学科 西平 順教授により、北海道の食資源の機能性に関する科学的根拠を、低コストかつ効率的に評価するための、ヒトによる臨床試験(ヒト介入試験)システムの基盤整備が進められています。
  • 本検討会では、江別地域をモデルとして、住民の理解・協力のもとで、地域の食品素材等の臨床試験を持続的に行える基盤を構築していくための課題やその解決策、今後の展開手法等について、地域の関係機関(行政、大学・研究機関、市民団体、企業など)により検討を行いました。
  • 当局としては、平成23年度においても、地域住民に対する広報・啓発事業等を通じて食品臨床試験システム構築をサポートするとともに、道内各地域が有する各種食品素材と、食品臨床試験に対するニーズ等に関する実態調査を行うことで、科学的データの活用による道産農産物等の高付加価値化を推進します。

食品臨床試験システム構築の方向性に関する提案

 本検討会では、農産物や機能性食品などの臨床試験システム(江別モデル)構築の方向性について検討・提案を行いました。
 提案の詳細は、こちらからダウンロードできます。

(システムの基本的なフレーム)

  • Point1 安心・安全な試験・評価システム~誰もが安心して参加できる~
  • Point2 被験者に対するフォローシステム~健康情報のフィードバック~

(活動を支える連携体制づくり)

  • Point3 住民参画を促進するための仕組み
  • Point4 市や道、国の施策と連動した体制づくり~関連施策の中核的な役割として~

(システム推進にかかる中長期的なビジョン)

  • Point5 市民の健康増進に資する疫学研究
  • Point6 食品評価・製品開発への活用拡大
  • Point7 「食と健康」の研究拠点としての展開拡大

(平成23年度のアクションプラン)

  • Action1 「住民参画型食品臨床試験システム」の広報・啓発活動
  • Action2 食の機能性に関するセミナーの開催・展示会でのPR
  • Action3 高付加価値を目指した道産素材の調査
  • Action4 「食品臨床試験システム」の組織体制の検討

検討会の構成

  • 行政機関
    江別市経済部、江別市保健センター
  • 大学・研究機関
    北海道情報大学医療情報学科、北海道立総合研究機構食品加工研究センター
  • 市民団体
    江別市食生活改善協議会、江別市地域健康づくり推進員
  • 企業
    (株)北辰フーズ
  • 関係機関
    北海道経済部産業振興課健康産業グループ、留萌市健康福祉部コホートピア推進室
  • (事務局)
     経済産業省北海道経済産業局 バイオ産業課
     公益財団法人北海道科学技術総合振興センター(ノーステック財団)

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