ホーム > 北海道IT・バイオ産業クラスター北海道バイオイノベーション戦略 / バイオ産業振興報告書・刊行物紹介 / バイオ産業課

「抗酸化値を活用した農産物・加工食品の高付加価値化研究会」報告書について

~ 「抗酸化値(ORAC値)」による北海道産の農産物、食品のブランド化 ~

平成23年4月6日
経済産業省北海道経済産業局

 経済産業省北海道経済産業局、公益財団法人北海道科学技術総合振興センターでは、「抗酸化値を活用した農産物・加工食品の高付加価値化研究会」を設置し、3回にわたる研究会にて検討を進めてきました。この度、研究会の検討内容等を取りまとめた報告書を作成しましたのでお知らせします。

 なお、本研究会ではモデル事業の継続した取組を支援するとともに、抗酸化機能分析研究センター(旭川医科大学)を核とした北海道の農産物・加工食品の競争力強化を目指すこととしています。

研究会の目的

 本研究会は、北海道の農産物等の高付加価値化の手段として、ポリフェノール等の「抗酸化値」を測定し表示することによる高付付加価値化の仕組み作り、市場や消費者へのアピール方法等について検討することを目的として設置。

*ORAC値(ORAC:Oxygen Radical Absorbance Capacity)は米国農務省等の研究者らにより開発された抗酸化力の指標で、食品中の抗酸化力を分析する方法。

報告書のポイント

1.抗酸化値表示についての国内外の現況

  • 米国では、ORAC値を表示した農産物や機能性食品の普及が進展。我が国においても一部の企業がORAC値を表示した商品販売を始めたところ。
  • 北海道では「さっぽろバイオクラスター Bio-S」事業にて旭川医科大学が抗酸化機能分析研究センターを立ち上げ、ブドウとワイン、黒豆、タマネギ、アロニアなどの農産物を中心に分析データのDB化と素材の収集、標本ライブラリーの構築を進めているほか、今後は北海道産の農作物5~600品目に拡大。

2.消費者意識調査及びテストマーケティング結果

  • 女性ビジネス雑誌の購読者(30~40代)にWEBによる消費者意識調査(回答202名)を行った結果、約7割が「抗酸化」という言葉を認知・理解、70%がORAC表示を商品選択の参考としたい旨回答。
  • 札幌市内のホテルレストランにて、ORAC表示メニューによるテストマーケティングを実施し、商品選択の判断基準として有効性を確認。同時にアンケートを実施し(回答68名)、79%が「抗酸化」という言葉を認知・理解、60%がORAC表示を商品選択の参考とする旨回答し、10%がORAC表示した商品を見たことがある旨回答。

3.今後の取り組みに対する提言とモデル事業の提案

  • 抗酸化値を活用した高付加価値化への取り組みとして、6つの提言と具体的なモデル事業の実施について提案。
    <提言>
    (1)抗酸化食品の抗酸化値データベースの構築およびその事業化の検討、(2)マーケティングコンソーシアムの組成、(3)北海道・食クラスター構想との連携、(4)ヘルスツーリズムの推進、(5)都市消費者層に向けた情報発信、(6)AOU研究会との連携の検討。
    <モデル事業>
    抗酸化値表示による「北海道ベジマルシェ」開催など。

報告書の入手方法

 郵送を希望される方は、FAX又はE-mailにて、「郵便番号、住所、企業等名、氏名、電話番号、必要部数」を申込先までご連絡ください。

※ご提供いただいた個人情報は、本書送付の目的以外には使用しません。

 また、本報告書は以下からダウンロードできます。

申込・問い合わせ先

経済産業省北海道経済産業局 地域経済部 バイオ産業課
TEL:011-709-2311(内線2554~2555)
FAX:011-707-5324
E-mail:hokkaido-bio@meti.go.jp


ページの先頭に戻る

METIロゴ 経済産業省北海道経済産業局 地域経済部 バイオ産業課