欧州委員会研究・イノベーション総局(European Commission Directorate-General for Research & Innovation)では、ヨーロッパの産業競争力の強化に必要な「成功するための要因の抽出・特定」と「新たな成果指標の立案」を行うため、世界で特色ある16のバイオクラスターを対象として調査を行いました。
本調査では、北海道バイオ産業クラスター・フォーラムが調査対象に選定されるとともに、「高度な研究が実施されている」、「起業文化が機能している」、「研究開発面の支援が十分である」等の理由から「成熟段階のクラスター」であると格付けされました。
当局では、北海道バイオ産業クラスターが、調査結果で示された産学官ネットワーク構築活動の継続や、国際的認知度の向上などの取組みを強化して、更なる発展を目指してまいります。
調査の目的及び調査対象の選定について
2011年2月、欧州委員会研究・イノベーション総局は、今後、EUの産業活性化を図るためには、広範な産業分野の推進力になっているバイオクラスターの役割が重要との認識の下、欧州国内産業が成長・発展していくために必要な「成功するための要因の抽出・特定」と、クラスターを評価するための「新たな方法論や成果指標を立案」するために、世界の特色あるバイオクラスターについて、各クラスターの成功要因並びに雇用や生産性等に関する実績を調査しました。
調査に際しては、世界のバイオクラスター約230の中から、発達度、主要活動分野などのバランスや、成果指標作成に必要なデータの収集容易性等を勘案し、EU内から13、EU外から米国、カナダ及び北海道の3クラスターが選定されました。
北海道バイオ産業クラスターの格付けと成功要因
(1)北海道バイオ産業クラスターの格付け
欧州委員会は、調査結果に基づき、バイオクラスターの形成から発展に至る過程を5つの段階に分類し、16のバイオクラスターを下図のとおり格付けました。


