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観光産業の経済効果調査結果について~ニセコ・羊蹄地域をモデルに簡便法により波及効果を分析~

平成18年7月10日
経済産業省北海道経済産業局

 観光客の消費活動がもたらす直接、間接の経済効果は、観光産業や関連する広範な産業に及び行政区域を越えて地域に波及していると言われています。観光を核とした効果的な地域振興策を考えるためには、このような地域経済の実態を把握した上で地域経営の視点から検討することが非常に重要です
 しかし、その分析手法としては、地域産業連関表の作成とその活用によるものが一般的ですが、それには多くの時間や労力、経費が必要となります。
 そこで本調査では、ニセコ・羊蹄地域(倶知安町、ニセコ町、蘭越町、京極町、喜茂別町、真狩村)をモデル地域にして、地域にとって簡便で取り組みやすい推計手法による観光産業の経済効果の把握を試み、その結果を取りまとめましたのでお知らせ致します。

調査結果のポイント

○ニセコ・羊蹄地域における観光産業の経済効果

  1. 域内の観光消費額は206億円と推計されます。
  2. 域内の卸・小売業、製造業、サービス業の7割、建設業の5割が観光産業と取引をしており、観光産業は地域にとって大きな経済的役割と広がりをもっています。
  3. 観光消費が地域にもたらす波及効果は1.4倍(+84億円)に上ります。
  4. 観光は、域内に290億円の波及効果を生み出しており、これは域内の人口1人当たりにすると、約82万円と非常に大きな効果となっています。

○観光産業を核とした地域経営のすすめ

 本調査ではニセコ・羊蹄地域にとってあらためて観光が基幹産業の一つであり広い裾野をもっていることが確認されました。そのため、地域間競争が激しくなり少子高齢化が進む中でより発展に向けての取組の効果を上げるためには、地域経営の視点で、地域一丸となった広域・多分野連携による総合力の向上を図ることが、地域により多くの好結果をもたらす可能性が高いと思われます。
 今回提示した簡便な手法を参考に、各地域が現況を正確に把握し、その上で戦略的に観光産業を核とした地域経営を進め発展を目指すことが重要だと考えています。


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