北海道は、その非日本的な自然や広大な大地と、そこから由来する安全・安心=健康に良い、あるいは厳しい自然・寒冷地から北海道産品は「ピュアだ」とか「素材がよい」といった強いイメージが広く定着しており、他地域にはない非常に強いブランド力を持っています。
しかし、多くの自治体や事業者は、急速に多様化、セグメント化している市場、変化し続ける消費者の価値観との対話を重視せず、せっかくのブランド力を活用しきれずに、現在の厳しい状況を招いています。
また、個別企業、個別業界の取組みだけでは組織力、資金力等を比べても、全国各地の生き残りをかけた地域間競争を勝ち抜くには、多くの分野で体力不足が目に付く状況にあります。
一方、国内の市場ではLOHAS、ロングステイ、07年問題等の消費者の新たな価値観に即応することで、地域活性化のチャンスを拡大できる可能性があります。
このような動きを効果的に活用するためには、クラスター的手法をとりいれた、市場対話型の広域・多分野連携、融合による総合力の向上が必要となってきます。
当局では、「パワーアップ・プログラム」として、「地域ブランド」、「観光産業」の振興に注力していますが、このような中、形あるものだけでなく、北海道に対するイメージを活用し易く、親和性の高い「観光・サービス分野」において、明確で分かり易い対立軸、豊富な選択肢の提供、地域特性の十分な活用による差別化が十分可能だと考えております。そのため、このような考えに基づき、それぞれのサービス・商品にあった市場、消費者との対話手法を確立し、広域・多分野連携によるこれまでにない価値を創造し(「しん価値創造*」)、その独自ブランド化を展開しようとする道内の取組みを検証素材としながら、地域集客・交流産業の形成可能性について調査を実施いたします。また、その結果を基に必要な支援方策を検討して参ります。
| * | 「しん価値創造」の【しん】は、新・賑・心・身・信・進・真・深・親・伸 など、各取組み、分野、場所、時間によって該当する文字が違ってきます。 |
1.調査の内容
| (1) | 本産業の概念整理 |
| (2) | 観光・サービス分野(エステ、スポーツフィッシング、健康分野 等)のブランド成立可能性調査(道外事例調査を含む) |
| (3) | 上記の連携による観光・サービス分野のブランド化に関する道内プロジェクトの中から2件を抽出して、当該実証事業を実施するとともに、モニター調査を行い、その市場可能性、成果、課題、問題点を検証し、その評価や解決策を検討
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| (4) | 本産業成立に向けた連携、相互依存関係の強化方策の検討 |
| (5) | 本産業の支援のあり方・具体的支援策の検討 |
2.調査実施期間
平成18年7月〜平成19年3月まで
3.調査費
750万円
4.調査委託機関
株式会社 電通北海道
「しん価値創造」概念図(PDF形式/381KB)
「北海道ホワイトエステ」&「渚滑川スポーツフィッシング」概念図(PDF形式/240KB)
調査実施イメージ(PDF形式/29KB)
