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「連携」は成功へのキーワード!

~ 北海道観光産業におけるビジネスアライアンス実態調査から ~

平成18年10月20日
経済産業省北海道経済産業局

 近年の観光産業は、旅行会社による大都市圏等からの大規模な団体旅行型から、個人・グループ型へ市場がシフトする中で、事業者が単独で観光客の様々なニーズに対応することは、サービスの質の確保や費用対効果の面で困難な状況となっています。
 このため、リスクを分散しながら集客力や顧客満足度を高め、新しいサービスを提供する方法として、地域内、地域間、多分野での「連携」を図ることが注目されています。
 当局では「観光サービス分野」においても、地域経営視点からの広域・多分野の連携・融合による総合力の向上が必要であり、そのような取り組みの結果、従前の価値とは異なる連携・融合による「しん価値※」が創造され、さらに大きく発展できる可能性があると考えています。
 この状況を踏まえ、当局では観光産業における連携の実態を把握するための本調査を実施いたしました。

画像:しん価値ロゴ

「しん価値」の【しん】は、新・賑・心・身・信・進・真・深・親・伸 など、各取り組み、分野、場所、時間によって該当する文字が違ってきます。

調査実施概要

 道内の観光関連事業者(交通事業者、宿泊事業者、観光サービス事業者、観光施設等)1,147社に対し、郵送アンケートを実施。

●実施時期
平成18年1月
●送付数・回収数
送付1,147件 回収357件(回収率31.1%)

【調査結果ポイント】

  1. 観光関連事業者の「3社に2社」は連携している!!
    ~何らかの連携を行っている事業者は63.9%。
  2. 連携に成果「有り」!!双方のメリットがポイント!!
    ~連携時に「価格・手数料の決定」など様々な課題が数多くあっても、連携実施事業者のうち、83.3%は成果が出ていると回答。成果が上がった理由として、自社と連携相手双方にメリットがあったことが1番にあげられています。
  3. 宿泊事業者と体験観光メイン事業者は「連携の結節点」!!
    ~各分野の中で宿泊事業者は連携している割合が74.7%と最も高く、かつ、連携にあたって自社から申入れる割合が72.5%と高くなっています。次いで体験観光メイン事業者も連携している割合が69.6%、と高くなっており、ともに「連携の結節点」として大きな役割を果たしています。
  4. 注目!!病院・健康クラブは、新たな事業展開の連携先!!
    ~病院・健康クラブと連携している事例は10事業者と少ないものの、19の事業者が「今後関心がある分野」として病院・健康クラブをあげています。
  5. 連携は「今後とも拡大」!!
    ~連携の拡大方針を回答している事業者は55.7%。現状維持も含めるとほぼ9割が、今後とも連携を行っていくとしています。

【トピックス】「体験観光事業者」に注目した取りまとめを、本編15ページ以降に掲載しました。


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