我が国は、2002年6月に京都議定書を批准し、その目標達成に向けて、省エネルギー・新エネルギー対策などのCO2の排出削減対策・施策を積極的に推進してきました。
エネルギー起源のCO2排出量を抑制するためには、先ず、同じレベルの生活や経済活動に必要なエネルギーを少なくする「省エネルギー」が必要です。更に、同じエネルギーを得るにも、二酸化炭素を排出しない、「新エネルギー」の導入促進も重要です。
このたび、北海道地域での省エネルギー推進、新エネルギー導入に向け、当局の当面の具体的取り組みと目標について、アクションプランとして整理しました。環境とも調和した地域経済を目指し、ここにあげたアクションプランを着実に実施していきます。
1.「省エネアクションプラン」のポイント
- 民生家庭部門〜省エネへの「300万回の気づき」と高性能住宅
冬期間の暖房需要等により、他地域に比べエネルギー消費が多い家庭部門については、道民一人一人が手の届く範囲での省エネを積み重ねることが重要。加えて、住宅そのものの性能向上も省エネに大きく寄与することから、一般消費者の住宅性能への気づきと、導入を促進。 - 民生業務部門〜「できる」既設ビル等の省エネ
既設ビル等の省エネは、大がかりな設備改修に拠らない運用上の工夫でも、一定の効果を得ることが可能。省エネに関する情報を様々な機会を通じて提供することにより、既設ビル等の省エネを促進。 - 民生運輸部門〜「優しい」クルマと「優しい」運転
環境に優しい低公害車の普及を進めるとともに、エコでお得な優しい運転方法の普及により、ガソリン消費量を削減。 - 産業部門〜省エネによる効率向上を競争力強化へ
省エネ法の適切な運用により、一層の省エネを図る。加えて、省エネによる効率向上を競争力の強化とすることにより、環境と経済の好循環を目指す。
「省エネ北海道モデル」実現に向けたアクションプラン(PDF形式/117KB)
2.「新エネアクションプラン」のポイント
- 北海道では、広大な大地や積雪寒冷な気候、盛んな農林水産業など、自然条件や産業特性に応じた新エネルギーを積極的に開発・導入しているが、「新エネルギー導入目標」(平成19年3月、北海道改定)は達成されていない。一方で、北海道には、太陽光、バイオマス、雪氷等の賦存量が多く、ポテンシャルは高い。
このポテンシャルを活かし、より一層の新エネルギー導入を図る〜2年を目途に、20件以上〜。 - 重点5分野〜バイオマス(家畜糞尿、木質、BDF)、雪氷、太陽光の導入を支援
北海道での導入可能性が高いと思われる5分野について、最適システムの提示等成功事例についての情報を提供。導入への妨げとなる要因の分析などを通じ、新エネルギー導入に向けて積極的な事業者(自治体)をサポート。 - 自治体〜新エネルギーを活かした「まちづくり」
これまでの成功事例などの情報を提供するなど、新エネルギーを活かした「まちづくり」をサポート。

