北海道経済産業局では、北海道農政事務所、北海道、(独)中小企業基盤整備機構北海道支部及びさっぽろ産業振興財団との共催により、3月8日(火)に農商工連携フォーラム「ビジネス農力を伸ばせ!」を開催いたしました。
本フォーラムは、「経営力アップで農業経営の未来を切り拓け」をテーマに、基調講演、パネルディスカッションを行い、約200名の方々にご参加いただきました。
開催概要
- 【日時】
- 平成23年3月8日(火)13:30〜16:30
- 【会場】
- ホテルモントレエーデルホフ札幌 13階ベルヴェデーレ
(札幌市中央区北2条西1丁目) - 【主催】
- 経済産業省北海道経済産業局、農林水産省北海道農政事務所、北海道、(独)中小企業基盤整備機構北海道支部、(財)さっぽろ産業振興財団
◆プログラム
- 主催者挨拶
北海道経済産業局長 柚原 一夫 - 基調講演
講師:農事組合法人和郷園代表理事/(株)和郷代表取締役 木内 博一氏 - パネルディスカッション
- コーディネーター:
- 慶應義塾大学大学院教授 林 美香子 氏
- パネリスト:
- (有)ジェイファームシマザキ代表取締役 島崎 美昭 氏
- 十勝21世紀(株)代表取締役 大野 和則 氏
- 農事組合法人和郷園代表理事/(株)和郷代表取締役 木内 博一 氏
- (社)北海道中小企業診断士会理事長 笹山 喜市 氏
- 農事組合法人和郷園代表理事/(株)和郷代表取締役 木内 博一 氏
※本フォーラムで配布しました冊子「ビジネス農力を伸ばせ!Vol.2〜クローズアップ☆北海道農商工連携〜」を無料で配布しております。
基調講演
◆農事組合法人和郷園代表理事/(株)和郷代表取締役 木内 博一 氏
- 和郷グループは、8つの会社から構成されており、一番上に92軒の専業農家から成る農事組合法人和郷園がある。食を提供する上での最低限の安心安全や品質基準などを統一するのが和郷園ブランド。
- 従来の市場流通というのは、需要に対して供給が足りない時代の最強モデル。需要に対して供給が上回る時代には、新たなニーズをつくる、創造することが重要。
- オーダーや注文にニーズが凝縮していると考え、その注文を丁寧に受け、そしてそれをしっかり必要な量だけつくるという契約栽培による生産方式を展開。
パネルディスカッション
◆(有)ジェイファームシマザキ 島崎 美昭 氏
- 農商工連携を進めるには大変なエネルギーがいるが、本当に、北海道を良くするためには農商工連携というのは絶対必要。
- 今後は、組織的な競争の原理が働くように、農協以外の別の団体が必要。そういう組織や団体ができることによって、現状の団体も良くなるし、そこで競争心が生まれる。
◆十勝21世紀(株) 大野 和則 氏
- 農業生産法人を設立するまでは、ほとんどがJAや周辺の農業者との情報交換だった。設立後は、様々な情報が入ってきており、農業経営には農業者以外の情報も重要。
- 今後は、色々な分野で、あらゆるジャンルの作物を、あらゆるところに販売できるように、給料制も含め、会社的な組織づくりを進める。
◆農事組合法人和郷園/(株)和郷 木内 博一 氏
- 北海道というのは、原料、半製造品をつくる環境として極めてポテンシャルが高い。そこをどうマーケットの中で、垂直統合していくかが重要。
- これからの農業は、事業体として他の事業体と対等に交渉できる、自分たちが主導権やリーダーシップのアイデアを発揮できるような経営者を育成することが必要。
◆(社)北海道中小企業診断士会 笹山 喜市 氏
- 農業者にとって、つくるものが農産物ではなく商品なので、マーケットインと顧客を見てしっかりつくることが大切。
- 目標を持って計画を立て、自分に制約を与えることは、製造工程の中で目標ができることになるので、経営計画を立てることは重要。
◆林コーディネーター
- これからのグローバル化に対抗するには、農産品の質を高めていくこと、地域の特性とか個性を生かした生産づくりを進めることが重要。
- 北海道の農業がもっと元気になるためには、実践というアクションプランも考えながら、農業者だけでなく、それを取り巻く役所の人とか、農業関連の企業が行動していくべき。





