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岩見沢農業高等学校でグローバルGAPセミナーを開催しました

平成29年4月26日
経済産業省北海道経済産業局

 経済産業省北海道経済産業局では、今年度、北海道岩見沢農業高等学校の「グローバルGAP(農業生産工程管理)」認証取得の取組をモデル事業としてサポートすることとし、初回の取組として、専門家による「生産現場の視察」及び「同校の学生向けセミナー」を開催しました。
 当局では引き続き、農商工連携による食品や農業機械の開発、IT・機械導入や人材育成等による食の生産性向上などの取組を推進していきます。

背景

 食品の国際情勢では、衛生管理や安全性確保への意識が高まっており、農産物の輸出拡大やインバウンド需要への対応強化のためには、「農業生産工程管理(GAP/Good Agricultural Practice)」の基準認証の取得促進も重要な取組です。また、2020東京オリンピック・パラリンピックの食材調達基準にもGAP認証が位置づけられています。
 このような中、岩見沢農業高校は、「次世代農業人材の育成」や「東京オリパラへの食材供給のモデル」を目的に、国際規格「グローバルGAP」の認証取得を目指しています。

開催概要

【日時】
平成29年4月17日(月)11:00~15:00
【場所】
北海道岩見沢農業高等学校「自成寮大研修室」
【参加人数】
北海道岩見沢農業高等学校農業科学科 115名
【主催】
経済産業省北海道経済産業局、北海道岩見沢農業高等学校

当日の状況

 当日は、国内でグローバルGAPの取得支援を行っている(株)ファーム・アライアンス・マネジメント代表取締役 松本氏を専門家として招聘。
 岩見沢農高の圃場や倉庫を視察後、松本氏から学生に向けて講演を実施。

現場視察

 生産現場をチェックし、グローバルGAPにおける農産物の安全性や環境負荷にかかわるリスク評価の考え方について助言。

写真:生産現場視察の様子1

写真:生産現場視察の様子2

生産現場視察の様子
左の写真は、(株)ファーム・アライアンス・マネジメント松本氏(写真左)と岩見沢農高の松田農場長(写真右)。

グローバルGAPセミナー

 講師の松本氏より、「グローバルGAPの必要性と国内外の動向」と題して、国内農業の現状、世界の食の安全の枠組み、農業におけるIT利用などについて講演。
 講演終了後は、学生から「日本の農業が世界のトップになるためにはどうしたら良いのか」「中国では日本よりグローバルGAP認証件数が多いのに食品不安の問題があるのは何故か」といった質問が寄せられ、学生の関心が非常に高い内容のセミナーとなった。

写真:セミナーの様子

セミナーの様子

<専門家紹介>
(株)ファーム・アライアンス・マネジメント 代表取締役 松本 武 氏(東京都)
内閣府規制改革会議農業WG専門委員を務め、農産物の安全管理の国際規格である「グローバルGAP」の取得支援と農業生産情報管理システムのフランチャイズサービスを提供。2012年スペインのマドリードで開催されたグローバルGAPサミットでは、「第1回GAPアワード」を受賞するなど、国内外で高い評価を受けている。

今後について

 岩見沢農業高等学校は、学生の有志によるプロジェクトチームを構成し、当局及び(株)ファーム・アライアンス・マネジメント松本代表取締役の支援を受けて、グローバルGAPの認証取得に向けた作業を進めていきます。
 当局では、本モデル事業の内容を見える化(ウェブサイトでの公開等)を行い、道内外に情報を発信することで、「グローバルGAPの取得促進」や高齢化が進む農業現場の「IT活用」、「担い手不足の解消」及び「人材の育成」を促します。


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