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地域未来牽引企業「(株)もりもと」の海外需要開拓を支援

平成30年3月23日
経済産業省北海道経済産業局

 経済産業省北海道経済産業局では、北海道の「食」の競争力強化のため、地域経済を牽引する「地域未来牽引企業」の海外需要開拓を目指す事業を支援しています。
 この度、(株)もりもと(千歳市)が実施する平成28・29年度地域中核企業創出・支援事業※1の成果として「インバウンド受入にも対応できる「見学・体験型工場」への改装」や「国際規格を活用した商品開発、販売開始」が実現しました。

※1 経済産業省では、地域経済を牽引する(若しくは牽引できる)「地域中核企業」を創出するため、支援人材・支援機関の活用による事業実施体制の整備、事業化戦略の策定、販路開拓等の支援する地域中核企業創出・支援事業(以下、地域中核事業)を実施している。(平成28年度から実施)

インバウンド受入にも対応できる「見学・体験型工場」への改装

 同社は平成28年度から地域中核事業を活用し、体験観光施設の先進事例調査、工場モニター調査等を実施、グランドデザイン(事業化戦略)や運営プランの作成等に取り組みました。
 これらの成果として、新千歳空港に近接する千歳第一工場を、スイーツの製造工程の見学や和菓子等の製造体験を行うことができるものへと改装、平成30年3月23日からインバウンド等の受入を開始します。
 今後は同社直営店や地域とも連携しながら、インバウンドの受入を強化していきます。

国際規格を活用した商品開発、販売開始

 同社は地域中核事業を活用し、農産物のGAP※2認証取得状況の調査や工場のHACCP※3認証取得の取組を進めてきました。
 これらの成果として、富良野のJGAP認証農場で栽培された「スイカ」を使用した新商品「西瓜の雫」(スイカ味のゼリー)を平成30年3月25日からテスト販売することになりました。
 今後も、認証取得に取り組む生産者や一次加工者との連携、自社工場のHACCP認証取得及び新商品の開発を進め、国際競技大会への商品供給や海外への輸出拡大を目指していきます。

  • ※2 GAP(Good Agricultural Practice)とは、農業の持続可能性確保のための生産工程管理の取組。
    2020年東京オリンピック・パラリンピック大会に食材を提供するにはGAP認証の取得等が条件となっている。
  • ※3 HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)とは、食品に潜む危害要因の発生を未然に防止するための工程管理システム。食品等事業者を対象に、HACCP導入が義務化される動きがある。
  •  食の輸出拡大に向けて、※2※3など、食の安全や信頼確保に関する国際水準の認証取得の必要性が高まっているところ。

参考

 (株)もりもとは、和菓子、洋菓子、パンなど幅広い商品開発力を有し、400種類以上の商品を製造販売する企業。北海道の産地や特産に精通し、北海道産原材料の魅力を際立たせた商品を開発しています。
 同社は、地域中核事業を積極的に展開していくために、北海道から、地域未来投資促進法※4に基づく「地域経済牽引事業計画」の北海道第1号として承認を受けています。(平成29年10月25日付け)
 また、経済産業省は、今後の地域経済を牽引することが期待される企業を、「地域未来牽引企業」として、全国から2,148社を選定しました。(株)もりもとは、この「地域未来牽引企業」として選定されています。

※4 地域未来投資促進法とは、地域特性を活用した事業が生み出す経済的波及効果に着目し、これを最大化しようとする地方自治体の取組や、そうした事業(地域経済牽引事業)を行う企業を集中支援する法律(平成29年7月31日施行)。


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