中小企業庁は、経営者の円滑な世代交代や、経済・社会構造の変化に合わせた自己変革の取組等を分析した「中小企業白書・小規模企業白書」をとりまとめました。
また、経済産業省では、我が国製造業が今後も競争力を維持・強化するための具体的な方策を提起した「ものづくり基盤技術の振興施策(ものづくり白書)」を作成しました。
この度、両白書合同の説明会を開催します。
開催概要
- 【日時】
- 2019年7月3日(水)13:30~16:00
- 【場所】
- 北海道経済産業局 第1会議室(札幌市北区北8条西2丁目札幌第1合同庁舎6階)
- 【対象】
- 企業、自治体、支援機関など
- 【定員】
- 100名程度(参加費無料)
- 【主催】
- 経済産業省、中小企業庁、北海道経済産業局
プログラム
- 【第一部】13:30~14:50
- 「2019年版中小企業白書・小規模企業白書」について
- 説明者:経済産業省 中小企業庁 事業環境部 調査室
- 【第二部】15:00~16:00
- 「ものづくり基盤技術の振興施策(2019年版ものづくり白書)」について
- 説明者:経済産業省 製造産業局 ものづくり政策審議室
申込方法
参加申込書に必要事項を記入の上、以下の申込先へFAXまたはE-mailにてお申し込みください。
※提供いただいた情報は、本説明会開催の目的以外には一切使用しません。
- 参加申込書
申込締切:2019年6月28日(金)
申込先
経済産業省北海道経済産業局 産業部 中小企業課
FAX:011-709-2566
E-mail:bzl-hokkaido-chusho@meti.go.jp
2019年版中小企業白書のポイント
第1部では、最近の中小企業の動向について、中小企業の経常利益が昨年に引き続き過去最高水準にあり、景況感も改善傾向であること等を示しました。また、中小企業の財務や開廃業、人手不足等について分析を行いました。
第2部では、経営者の高齢化を踏まえ、引退する経営者や、新たに経営者になる者について、その現状や課題などについて分析を行いました。
第3部では、社会が大きく変化する中で、中小企業・小規模企業の経営者に期待される自己変革や、周囲の関係者との関わり方の再構築について、検討材料を提供しました。また、その典型例として、災害対策について分析を行いました。
ものづくり基盤技術の振興施策(2019年版ものづくり白書)のポイント
今回のものづくり白書では、我が国製造業が今後も競争力を維持・強化するための具体的な方策として、以下の4点を提起しています。
- 世界シェアの強み、良質なデータを活かしたニーズ特化型サービスの提供
- 第四次産業革命下の重要部素材における世界シェアの獲得
- 新たな時代において必要となるスキル人材の確保と組織作り
- 技能のデジタル化と徹底的な省力化の実施
第1部第1章(経済産業省・厚生労働省・文部科学省 三省共同執筆)で「ものづくり白書」の変遷とともに平成の製造業を振り返った上で、第1部第2章(経済産業省執筆)では「我が国ものづくり産業が直面する課題と展望」と題して、世界の中での我が国製造業の立ち位置や新たなビジネスモデルの展開、スキル人材が活躍できる環境等について、多数の事例を交えながら分析しています。
問い合わせ先
- 「2019年版中小企業白書・小規模企業白書」に関する問い合わせ
- 経済産業省北海道経済産業局 産業部 中小企業課
TEL:011-709-2311(内線2575)
FAX:011-709-2566
E-mail:bzl-hokkaido-chusho@meti.go.jp - 「ものづくり基盤技術の振興施策(2019年版ものづくり白書)」に関する問い合わせ
- 経済産業省北海道経済産業局 地域経済部 製造・情報産業課
TEL:011-709-2311(内線2570)
FAX:011-707-5324
E-mail:hokkaido-seizojoho@meti.go.jp