経済産業省北海道経済産業局では、これまで支援した産学官の共同研究体制(コンソーシアム)による実用化に向けた先端的な研究開発プロジェクトについて、その後の事業化状況等の調査を実施しました。
調査結果(概要)
- 対象事業90件のうち、82件からアンケート調査票を回収(回収率91%)。12件を抽出してヒアリング調査。
- 調査の結果、事業化52.4%(43件)、累計売上高95.7億円、60名の新たな雇用が生まれるなど、地域の新事業・新産業の創出に繋がっていることを確認しました。
- 特に成果の大きかった以下のプロジェクトについては、事例として取りまとめました。
- 【事例1】
- 地域の産学連携による国産小麦粉ブレンド技術の実用化研究を通じたパン・麺類の新市場の創出
- 【事例2】
- 吹雪による道路の吹き溜まりや視界悪化を防止する高性能防雪柵の開発
- 【事例3】
- タマネギ成分の新たな抽出技術(BRC製法)によるコンディショニング食品の開発