全国の経済産業局では、パリにおけるクールジャパン商品のテストマーケティング支援を行うにあたり、ショールーム運営事業者(SAS ENIS(サス・エニス))等と連携し、「Challenge Local Cool Japan in パリ」事業を実施しています。
このたび、SAS ENISにより、パリで常設展示する北海道のクールジャパン商品(2点)が選ばれました。
事業概要
北海道経済産業局は、全国の地方経済産業局、パリのショールーム運営事業者SAS ENIS (サス・エニス)、JETRO、中小機構及びクールジャパン機構等と連携し、地方におけるクールジャパン戦略の一環として、クリエイティブ産業の新たな市場創出を目指しています。本事業は、世界のショーウインドウであるパリにおいて、地域の優れたクールジャパン商品のテストマーケティング支援を行う事業「Challenge Local Cool Japan in パリ」として実施します。
今回、全国から応募のあった商品の中から、37点(うち北海道2点)が選定され、本年4月より原則1年間、パリのショールームmaison wa(メゾン・ワ)にて常設展示及びテストマーケティングを行います。
公募・選定結果
- 公募期間:平成29年11月15日~平成30年1月10日
- 商品選考:書類選考(1月17日)、商品選定会(1月25日~30日)
- 応募商品数:83点(うち北海道6点)
- 選定商品数:37点(うち北海道2点)
北海道の選定商品
- (株) 水野染工場(旭川市)
- 手ぬぐい(観賞用額縁も含む)、手ぬぐいを使った小物(扇子、巾着、トートバッグ)[印染商品(旗、半纏、手ぬぐいetc)]
- Palaina L.O(札幌市)
- ヘアアクセサリー~着物・KIMONO、チャーム~折り紙・ORIGAMI~[小物類]
北海道の選定商品の概要につきましては、以下をご覧ください。
実施体制
その他
○SAS ENIS及びパリでの展示場所「maison wa」について
SAS ENISは、クールジャパン機構より約1億円の出資を受け、フランス・パリにある「maison wa」を運営しています。同社は、日本各地の優れた地域産品をプロモーションし、フランスでの販売や卸へつなげる事業を実施し、日本各地で育まれた多様な文化の発信や地域のブランディングを推進しています。
また、商品展示場である「maison wa」は、日本の商品を発見してもらうことを目的としたスペースとして一昨年オープンし、そのロケーションは、パリ1区にあり、日本人街サンタンヌ通りからほど近く、日本に関心を寄せるフランス人等が数多く来店されます。
maison waにおける展示の様子
○出展者の主なメリットについて
- パリ市内の好立地な実店舗に、低価格で自社商品の常設展示が可能です。
- 現地日本人スタッフの言語面のサポートがあり、日本語のみで対応可能です。
- SAS ENISが、商品輸出に関する税関手続、関税処理、定期便を活用した商品の混載輸送等を行うことにより、事務手続や物流コストの軽減を図ることが可能です。
- 毎月、自社商品に対する現地消費者等の反応のフィードバックを受けることができます。
参考
事業の詳細及びこれまでの実績等につきましては、以下をご覧ください。