全国の経済産業局では、パリにてクールジャパン商品のテストマーケティング支援を行うにあたり、パリのショールーム運営事業者(SAS ENIS(サス・エニス))等と連携し、「Challenge Local Cool Japan in パリ」事業を実施しています。
このたび、SAS ENISにより、パリで常設展示する北海道のクールジャパン商品(1点)が選ばれました。
事業概要
北海道経済産業局は、各地の経済産業局、パリのショールーム運営事業者SAS ENIS (サス・エニス)、(独)日本貿易振興機構(JETRO)、中小機構及びクールジャパン機構等と連携し、地方におけるクールジャパン戦略の一環として、クリエイティブ産業の新たな市場創出を目指しています。
本事業は、世界のショーウインドウであるパリにおいて、地域の優れたクールジャパン商品のテストマーケティング支援を行う事業「Challenge Local Cool Japan in Paris」として実施します。
今回、全国から応募のあった商品の中から、32点(うち北海道1点)が選定され、本年4月より原則1年間、パリのショールームmaison wa(メゾン・ワ)にて常設展示及びテストマーケティングを行います。
北海道の選定商品
- (株)水野染工場[旭川市]
- 手ぬぐい(観賞用額縁も含む)、手ぬぐいを使った小物(扇子、巾着、トートバック)[印染商品(旗、半纏、手ぬぐいetc)]
北海道の選定商品の概要は、以下をご覧ください。
選定された全ての商品(32点)の一覧は、以下のウェブサイトをご覧ください。
実施体制
参考
◯SAS ENIS及びパリにおける展示場所「maison wa」
SAS ENISは、クールジャパン機構より約1億円の出資を受け、フランス・パリ市内にある「maison wa」を運営しています。同社は、日本各地の優れた地域産品をプロモーションし、フランスでの販売や卸売へつなげる事業を実施し、日本各地で育まれた多様な文化の発信や地域のブランディングを推進しています。
また、商品展示場である「maison wa」は、日本の商品を発見してもらうことを目的としたスペースとしてオープンし、そのロケーションは、パリ1区にあり、日本人街サンタンヌ通りからほど近く、日本に関心を寄せるフランス人等が数多く来店します。

maison wa 周辺地図

maison wa における店内の様子
◯出展者の主なメリット
- パリ市内の好立地な実店舗に、低価格で自社商品の常設出品が可能
- 商品の問合せ等が発生した時に、現地日本人スタッフによる言語面や営業面でのサポートが可能
- 通関手続、関税処理にかかる業務負担および物流コストの軽減を図ることが可能
- 来店者の属性及び反応をまとめたレポートを毎月、事業者にフィードバック
- 参加事業者が自主的に実施するほかの営業活動との組み合わせで、成約率や現地での信用度が高まることが見込まれる