経済産業省では、平成22年度「レアアース等利用産業等設備導入補助金(一次公募)」について、160件を採択し、北海道内から2件が採択されました。
また、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)では、「希少金属代替・削減技術実用化開発助成事業」について、59件を採択し、北海道内から2件が採択されました。
両制度は、経済産業省のレアアース総合対策の一環として、レアアース等の使用を極力減らす技術・使用しない技術の開発、またその技術を活用した製造プロセスの事業化、レアアース製品の製造設備の導入・更新及びリサイクル、レアアース等を抽出する設備の導入等を促進することで、我が国において、レアアース等の供給不安に左右されない強靱な産業構造をいち早く実現することを目的として実施するものです。
北海道内の採択事業概要
◆レアアース等利用産業等設備導入補助金
- 北海道住電精密(株)
「タングステンを低減した切削工具用刃先の製造設備導入」 - (株)マテック
「使用済電気・電子機器及び自動車製品等からのレアアース等の回収事業」
◆希少金属代替・削減技術実用化開発助成事業
- (株)ダイナックス
「レアアースレスモータードライブシステムの開発」 - (株)コスモメカニクス
「ディスプロシウムフリー化した高出力フラット発電体の開発」