経済産業省北海道経済産業局では、地熱発電導入のために地域住民に対する地熱資源開発理解を促進することを目的として行う事業を支援する、令和2年度 地熱発電の資源量調査・理解促進事業費補助金(理解促進事業に係るもの)について、採択事業を決定しました。
全国の採択事業は、北海道内の1件のみです。
採択事業者
事業者名 | 実施地域 | 事業概要 |
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白老町 |
検討委員会、講演会・意見交換会を通じて地熱資源開発の理解促進を図るとともに、文献やヒアリング等泉源調査による課題整理、パンフレット作成による地熱利用に関する情報発信等を実施する。 |
※採択事業は勉強会等事業であり、補助率、補助限度額等は以下のとおりです。
補助率・補助限度額
- <勉強会等事業>
- 地熱資源開発に対する地域住民等の方々の理解促進に向けた勉強会や協議会などの実施に対して支援を行います。
- 【対象地点】出力1,000kW以上を念頭に地熱資源開発を進めている又は今後地熱資源開発を予定している地点が対象。ただし、継続事業※として実施する場合の出力については、従前同様100kW以上とする。
- 【補助率】10/10
- 【補助限度額】50,000千円
- <温泉影響調査等事業>
- 地熱資源開発が進められた後、地熱資源開発地点周辺の温泉において、万が一何らかの理由により温泉の湧出量等が過度に減少した場合における温泉資源の調査や温泉井戸の代替掘削について支援を行います。
- 【対象地点】出力5,000kW以上を念頭に地熱資源開発を進めている又は既設発電所の出力を5,000kW以上に増強等するための追加掘削を行っている地点。
- 【補助率】10/10
- 【補助限度額】100,000千円
- ※継続事業の考え方について(以下の要件を全て満たしていること。)
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- 「平成29年度地熱発電に対する理解促進事業費補助金」又は「平成30年度地熱発電に対する理解促進事業費補助金」の勉強会等事業に採択され、事業を実施していること。
- 地熱資源開発を進めている又は今後地熱資源開発を予定している地点が、1.の事業と同様であること。
- 1.の事業を踏まえた事業であること。
全国の採択案件等については、以下のウェブサイトをご覧ください。