小樽商科大学(大津ゼミ)は北海道で唯一、内閣府地方創生推進室等が開催している「地方創生☆政策アイデアコンテスト2016」(応募総数699件)のファイナリスト10組に選出され、最終審査会(1月21日東京大学で開催)に出場します。
今回選出された同大学の政策提案は、昨年、北海道経済産業局及び(株)北海道銀行、(株)道銀地域総合研究所が開催した「北海道☆RESASデータ分析フォーラム」での、専門家のアドバイスを踏まえブラッシュアップを行ったものです。
当局では引き続き、関係機関と協力し、同大学のコンテスト入賞に向けてアドバイスを行っていきます。
地方創生☆政策アイデアコンテスト2016の概要
コンテストは、地域経済分析システム(RESAS:リーサス)を活用して自らの地域を分析し、地域を元気にする政策アイデアを広く一般から募集し、全国8地域で行った地方予選、全国1次書類審査を経てファイナリスト10組が決定しました。
最終審査会では、ファイナリストによるプレゼンテーションを行い、地方創生担当大臣賞及び優秀賞を表彰します。
- 応募総数:699件(大学生以上一般の部486件、高校生以下の部213件)
- 地方予選通過:49組(大学生以上一般の部25組、高校生以下の部24組)
- 全国1次書類審査通過:10組(大学生以上一般の部5組、高校生以下の部5組)
※北海道ブロック予選からは、各部門3組が全国1次書類審査に進出
<最終審査会>
- 【日時】
- 平成29年1月21日(土)12:30~15:30(予定)
- 【場所】
- 東京大学 伊藤国際学術研究センター 伊藤謝恩ホール(東京都文京区本郷7丁目3-1)
詳細は以下をご覧ください。
小樽商科大学(大津ゼミ)の政策提案概要
- 【テーマ】
- 岩内町 超積極戦略で”稼ぐ力”をパワーアップ(分析対象自治体:岩内町、ニセコ町)
- 【提案概要】
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- 岩内町は、海洋資源、水産食料品製造業、ニセコエリアへの外国人観光客増加に強みがある。
一方で、少子化、地元産業の衰退、町内の若者が自分の将来を町内で描いていないことが弱みである。 - そこで、以下の3つの戦略を実行することで、岩内町の産業の再興・憧れの醸成や雇用創出による人口流出の食い止めが可能となり、持続可能なまちが実現する。
- 作戦1:「ニセコ→ブルーオーシャン戦略」
- マリンアクティビティを充実させ、夏にニセコから観光客を呼び込む
- 作戦2:「”トッテオキ”のニシン缶を!作戦」
- 岩内町の特産・技術を利用して災害食市場にてブランドを確立
- 作戦3:「ミズから変える地方と地球のライフライン作戦」
- 岩内海洋深層水で水問題を解決
- 岩内町は、海洋資源、水産食料品製造業、ニセコエリアへの外国人観光客増加に強みがある。