公共工事
~堅調~
- 8月の公共工事請負金額は、国、道、市町村がともに前年を上回ったことから、全体では前年同月比+7.0%となった。
【企業ヒアリング内容】
- 公共工事の落札率は依然厳しいものの、今年は量としてはかなり多く出ている。時期的に今が工事のピークということもあるが、人も資材も機械も足りないくらいの状況。(建設)
- 昨年に比べ出足はやや遅かったものの、7月ぐらいから自治体の道路工事に伴うマンホールの受注が伸びてきた。(金属製品)
- 国関係の工事は昨年度に比べ5割増しの受注状況。しかし、落札率が低く利益は昨年とあまり変わらない。(建設)
- 今年度の公共工事は今のところ農業土木関係が多く、当社が得意な道路工事はそれほど増えていない。(建設)
- 国の発注は施工体制の安全性や工事内容の提案等を詳しく精査しているため、入札から落札までの期間が長くなっている。(建設)
- 監理技術者が足りないという企業が多くなっており、昨年より公共工事の仕事量は増えていると思う。しかし、マンション等の民需が無いので厳しい状況は変わっていない。(建設)
経済産業省北海道経済産業局 総務企画部 企画調査課