デザイナーのみなさまへ
北海道は、素材がいい。加工がいい。製造がいい。
だから、商品がいい。
でも、そのパッケージは、まだまだよくなる。
伝わるデザインの可能性は、計り知れない。
ネーミングだって、もっともっと個性を出せる。
北海道には、クリエイティブのチカラを求めている企業があります。
もっとおいしそうに見せたい。
もっと売れるような表現にしたい。
あなたのアイデアで、北海道のブランドを高めてください。
エントリー期間 延長いたします
10月16日(月)-11月24日(金)
作品提出期間10月16日(月)-12月5日(火)
No.1
No.2
No.3
No.4
No.5
No.6
No.7
No.8
素材がそのままオイルに漬け込んである視覚的なインパクトを高めたいです。タグを付ける場合は、ひもの材質はナチュラルなイメージのもので、結ぶ手間がいらず、簡単にスピーディーに取り付けられるものが希望です。基本的には単品販売ですが、今後は贈答品としても展開していきたいので、ボトルのデザインは1本ごとに成立していながら、3商品を並べることで新たなデザインが浮かび上がるというパターンもおもしろいと思います。
2000年に地元の有珠山が噴火し、当店も2か月ほど営業できませんでした。私たちも隣町の体育館で避難生活を送っていましたが、笑顔を失っていく町民の姿を目の当たりにして、「営業が再開できたら、みんなが笑顔になるような商品を作ろう!」と決意し、生まれたのがこのソーセージです。ユニークな形状は、町のイベントなどで子どもたちに大人気で、笑顔の輪を広げることができました。手ごねのため、大量生産はできませんが、手仕事ならではの味わいを生かし、お客様の“笑顔”を思い浮かべて丁寧に作り上げています。
国際貿易港として発展した函館は、いち早くコーヒー文化が開花した町の一つです。北海道で一番古い珈琲店として今年85周年の節目を迎え、現在は、北海道はもとより、東北、関東にも販路を広げておりますが、その原点は、函館市栄町に構えた「鈴木商店」です。「鈴木商店の珈琲焼菓子」というネーミングには、創業時から今も脈々と受け継がれている「こだわりの一粒、一杯」という伝統の精神が込められているのです。パッケージも函館美鈴が歩んできた歴史、昭和初期の香りが伝わるレトロモダンなデザインが望ましいです。
ロングセラー商品の初めてのリニューアルを機に、パッケージデザイン、商品名ともに一新したいと考えています。コアターゲットは美容室とそのお客様。既存の顧客には“フレッシュ感”、新規顧客として狙う若い層には「店に陳列したい!」と思っていただけるスタイリッシュなイメージを希望します。ネーミングのキーワードは、ずばり「潤い」。商品名から髪がしっとりまとまる心地よい手触り、保湿力など商品のPRポイントがシンプルに伝わるとうれしいです。ちなみに「LAFIS」は「love at first sight=一目惚れ」の頭文字です。
長年地域の人々に“町のお菓子屋さん”として親しまれ、お出掛けの際には手みやげをご購入いただいておりますが、ふるさと納税の返礼品で、より酪農の町を意識した「発酵バターケーキ」が、新ご当地スイーツとして根付けば、町のPRにも貢献できると考えています。派手さはありませんが、故郷が誇る生乳を使った上質な発酵バターと北海道産の素材を大切にした素朴な味わいこそが、何よりの魅力と自負しています。パッケージを目にして、天塩町のどかな酪農風景がイメージできるようなデザインを期待しています。
ひと口に“北海道ブランド”と言っても、おいしさのグレードは千差万別。私たちは水産のプロフェッショナルとして、本当の価値を見極め、最もおいしい状態でお届けすることに情熱をかけています。「マイナス70℃凍結」シリーズは、2017年にベルギーにて開催された国際味覚審査機構(iTQi)による“食のミシュランガイド”とも称される「優秀味覚賞」では金星2つを獲得。上質な味わいが高く評価されました。商品のクオリティには自信がありますので、一人でも多くの方に、まずは一度味わっていただきたい。パッケージデザインのリニューアルがその架け橋になることを願っています。
サケの船上一本〆は、全国的にも珍しく、魚の生臭さが感じられないのが大きな魅力です。販売以来、消費者や販売業者からは「身の色がきれいで雑味がない」「魚嫌いの子供がこれなら食べられた」といった感想が届き、百貨店のギフトや築地などからも多くの依頼が来ています。スモークサーモンは、そのまま味わうのはもちろん、サラダやピザのトッピングに。白子は、バター焼きやソテー、天ぷらなどもおすすめです。標津産サケがワンランク上の味わいに昇華した「船上一本〆」をブランド化し、根付かせていきたいです。
どぶろく「大地を醸せ」は、白(米・麹)、ピンク(米・紅麹)、茶(玄米・麹)の3種類があり、各500ml入りの容器で販売してきましたが、今回のパッケージリニューアルを機に、おみやげとして気軽に購入できる200ml入りの少量サイズもラインナップしたいと考えています。芳醇で上品な香り、優しい甘みと程よい酸味のバランスが特長で、ビタミンB群や必須アミノ酸が多く含まれているため、近年は、美容・健康食品としても注目が高まっています。イチゴジャムなどを加えてスイーツ感覚で楽しむのもおすすめです。
ONE INC. アートディレクター/クリエイティブディレクター
富田 光浩
商品開発からブランディング、パッケージデザイン、エディトリアル、広告など幅広く活躍。
これまでの仕事は、モスバーガー、トヨタ自動車、BRIDGESTONE、三菱地所、三井不動産、味の素、コーセー、フランフラン、日立製作所、UCC、ABC Cooking Studioなど。
ホームページ:http://www.one-inc.info/
KD アートディレクター/グラフィックデザイナー
鎌田 順也
1976年北海道生まれ。北海道東海大学(現・東海大学)卒業。北海道芸術デザイン専門学校卒業。KD主宰。洋菓子きのとや、松尾ジンギスカン、トモエ 福山醸造、横浜の和雑貨ブランド 濱文様など北海道内だけでなく、全国規模の企業ブランディングを手がける一方、北海道ナチュラルチーズの専門店「チーズのこえ」などの個人店舗の総合ディレクションを行い、規模を問わず広く活動している。近年は沼田町 沼田厚生クリニックのサイン計画など行政の案件も多く手がける。主な受賞に、ニューヨーク ONE SHOW 金賞、ロンドン D&AD 金賞、JAGDA新人賞、JAGDA賞、グッドデザイン賞、日本パッケージデザイン大賞 金賞、日本サインデザイン賞 最優秀賞など多数。東海大学、札幌大谷大学非常勤講師。
株式会社インプロバイド コピーライター/北海道 食のデザインディレクター
池端 宏介
1978年北見市出身。コピーライターの職能を活かし、地域や食を伝えるディレクターとして職域を広げる。主な仕事は、ホクレン「よくねたいも」ネーミング、長沼町「そこなしにうまい長沼です」、中川町「ナカガワのナカガワ」、北斗市「澤田米穀店」、訓子府町「日の出めん」、旭川市「Japacheese」など。上智大学外国語学部卒業。日本デザインセンター、エルグなどを経て現在インプロバイド所属。新しい土産システム「TABEGORO」がグッドデザイン賞2017受賞。