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個人消費

~ 弱い動きとなっている ~



 3月の個人消費は、ドラッグストア、ホームセンターは前年を上回ったものの、他の業態は前年を下回った。

  • 百貨店は、営業時間の短縮や臨時休業、催事の中止に加え、外出自粛の動きやインバウンド需要の減少などにより、前年同月比▲42.4%と6か月連続で前年を下回った。
  • スーパーは、外出自粛による内食需要の高まりから、飲食料品の売り上げは伸びたものの、衣料品などの動きが鈍かったことから、同▲0.3%と2か月ぶりに前年を下回った。
  • コンビニエンスストアは、同▲4.9%と17か月ぶりに前年を下回った。
  • 家電販売は、同▲12.7%と3か月ぶりに前年を下回った。ドラッグストアは、同+13.3%と4か月連続で前年を上回った。
    ホームセンターは、同+2.6%と2か月連続で前年を上回った。
  • 新車販売は、同▲11.1%と6か月連続で前年を下回った。

グラフ:百貨店販売額増減率の推移(全店)

グラフ:スーパー販売額増減率の推移(全店)

グラフ:コンビニエンスストア販売額増減率の推移

グラフ:家電大型専門店販売額増減率の推移

グラフ:ドラッグストア販売額増減率の推移

グラフ:ホームセンター販売額増減率の推移

グラフ:新車登録 ・届出台数増減率の推移

【ヒアリング内容】

  • 2月末の緊急事態宣言直後から客数が大きく減少し、終了後は売り上げがやや戻ったものの、回復には至っていない。各種イベントが中止されていることに伴い、本来この時期に需要があるはずのスーツなどの動きも鈍くなっている。(百貨店)
  • 日常生活に必要な食料品や日用品については、通常どおりかそれ以上の動きとなっているが、滞在時間を短くしようとする傾向があることから、衣料品などの売場を敬遠する動きがみられる。(スーパー)
  • 内食需要により、住宅地の店舗の売り上げが伸びている一方で、都市部や観光地の店舗の売り上げが大きく落ち込んでいる。時間帯別でみると、朝や夜の時間帯の売り上げが減少しており、特に夜は売り上げが大きい時間帯だけに影響が大きい。(コンビニエンスストア)


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