いい商品なのに、思うように売れない。
バイヤーに「パッケージ変えたら」と⾔われた。
デザイナーや資材屋さんと⾺が合わない。
地元の道の駅から、販路が広がらない。
などなど、事業者のみなさんは、真剣に悩んでいます。
デザインという思考、技術をもつあなたにお願いがあります。
かわいいとか、かっこいいという表層的な視点ではなく、
おいしそうとか、わかりやすいとか、
⼿にとってみたくなるパッケージデザインをつくってください。
このコンテストは、ただの公募ではありません。
事業者とデザイナーのマッチングにつなげ、
売れるパッケージが納品されるまで、お世話していきます。
ぜひ、ホンキで楽しんでください。
エントリー期間10月9日(火)~11月22日(木)
作品提出期間10月9日(火)~12月4日(火)
No.1
No.2
No.3
No.4
No.5
No.6
No.7
No.8
弊社では、三枚におろした真ダラの身を、特製の調味液に漬けた後、5~7日間ほど乾燥させ、さらに1週間ほど冷凍し、うま味を引き出しています。「真鱈のポンタラ」は、身を豪快にむしり、そのまま味わうもよし、マヨネーズや一味、醤油などにつけてもよし。ソフトな食感になるので、軽く炙って味わうのもおすすめです。
通常タイプのほか、ローラーで重圧をかけて伸したタイプも。スケソウダラではなく、真ダラにこだわり、手間暇かけて製造している商品であることをパッケージでPRできると嬉しいです。
具材のサケは石狩産、野菜もほぼ石狩産を使用しています。鍋で煮込むと、約10倍に膨張し、2人前をたっぷり楽しめますが、重量はわずか90g。小さく軽量なのも、おみやげとして喜ばれるポイントです。また、乾燥食品なので保存性が高く、備蓄食品にも最適。大根や白菜などすでに販売している単品の乾燥野菜(10種類)があるので、今後はこの商品も含め、シリーズ化して展開していくことも視野に入れています。現在は、2018年4月にオープンした道の駅石狩「あいろーど厚田」の物販コーナーにて販売中。
旅行やアウトドアはもちろんですが、女性ユーザーを意識した新カラーのスカイブルーを売り出したいので、通勤時、おしゃれに持ち運びでき、会社でも違和感なくスマートに収納できる、女性が店頭で思わず手に取りたくなるようなデザインを期待しています。シューズ袋やケースに収納した状態で店頭に並ぶケースもあるので、カラーバリエーションが分かる透明な素材もOKです。急な雨の日、会社のデスクやロッカーからステキなパッケージの長靴が出てきて、周囲があっ!と驚く――。そんな光景が生まれたら嬉しいです。
本物のサツマイモの土台に、カスタードクリーム入りのスイートポテトをのせて焼き上げた異なる3層の食感、味わいがポイント。冷凍で販売しており、解凍後、ひんやり冷たく味わうもよし、電子レンジで温めて味わうのもよし、どちらもおいしく召し上がっていただけます。パッケージで最もアピールしたいのは、この商品の特長であるサツマイモを皮ごと使っているという点です。数多くの道産品が並ぶ北海道物産展などの催事で販売するため、ひと目で商品の特長がわかり、かつ女性客の目を引くパッケージを希望します。
量産型のクラフト品とは一線を画す、伝統的な木工ろくろ製作による一点物であること、道産材の槐を使用している点をPRしたいと考えています。ブランド名の「KIN」は、北海道でたくましく育ち、夏には白い花を咲かせて蜂に蜜を与え、大自然と調和する槐の木と、それを見守る星空からイメージしたものです。
木工ろくろで仕上げた製品は、手間と時間はかかりますが、丁寧に自然乾燥しているので縮みやひび割れすることなく、末永く愛用でき、歳月と共にますます風合いを増していくのも魅力です。
おみやげや贈り物に購入しやすい、手頃な500g入りのサイズでの販売を考えています。「すずらんみそ」は、味噌汁だけでなく、野菜や魚を漬けると、食材のうま味が増すなど、さまざまな用途に使えると喜ばれています。麹菌が生きているので、熟成具合で日々変化する味わいを楽しめるのも、非加熱処理の生味噌ならではの魅力。
伝統を守り継いできた歴史が伝わりながらも、若い世代にアピールできる斬新なデザインを期待しています。2品のパッケージを並べると、デザインがリンクするといったアイデアも面白いと思います。
お米の販売は、お客様から直接注文を受けてから、当農園で精米した後、すぐに袋詰めして配達・発送する「直売」のみ。私たちが丹精込めて育てた大切なお米ですから、お客様の手に届く最後まで責任を持って見守りたいと思っています。現在使っているパッケージは、市販のクラフト紙の袋ですが、「贈答品に」と注文してくださるお客様も多いので、受け取った方にも第一印象で「おいしそう!」と喜んでいただけるようなインパクトのあるパッケージにしたいです。今後は、森町のふるさと納税の返礼品になる可能性も。
現在は「たらこ佃煮」という商品名で販売していますが、佃煮は若い世代にあまり馴染みがなく、柔らかな食感のタラコと一緒にカツオ節やナッツ類をご飯にのせて味わうのがおすすめなので、これを機に商品名も「ふりかけ」に変更したいと思います。「えびす様」は古平町の守り神で、弊社のイメージキャラクター。看板商品の「えびすたらこ」に合わせて、「えびすたらこのふりかけ」にしたいと考えています。ひと口大にカットしたタラコがゴロゴロっと入っているのもポイントなので、中身が見えるパッケージを希望します。
ハスカップ100%の抽出液に、支笏湖水系の天然水の炭酸水と砂糖のみを加えたナチュラルな口当たりです。氷を入れたグラスに焼酎やジンなど好みのお酒を入れ、これを注ぐだけでハスカップサワーに!“不老長寿の果実”と呼ばれるハスカップは、アントシアニンの中で最も抗酸化作用の強いシアニジンという成分がブルーベリーの約10倍も含まれ、ビタミンC、鉄分なども豊富。美容・健康に効果的なのはもちろん、果汁の鮮やかな赤紫色、爽やかな甘酸っぱさも、女性客に響くポイントではないかと期待しています。
この「おじやシリーズ」は、100%道産食材にこだわり、米はアイガモ農法の無農薬米、野菜はニンジンやダイコン、カブなど季節の食材、肉は鶏肉、魚はサケやタラ、風味付けも道産コンブなど自然由来の食材から抽出した天然だしを使用する予定です。味わう前から素材本来の美しさも一緒に楽しんでもらえるように、中身が見えるパッケージにしたいと考えています。外出先や仲間との集まり、贈り物など、日常とはちょっと違うタイミングに持って行きたくなる、味わいたくなる。そんな心躍るイメージを期待しています。
ONE INC. アートディレクター/クリエイティブディレクター
富田 光浩 http://www.one-inc.info/
1964年岐阜県生まれ。株式会社ドラフトに21年間在籍。その後2011年にONE-INC.設立。商品企画開発から、企業のブランディング、建築のサイン計画などトータルにディレクションを行い、近年は岐阜県の飛騨高山や大分県日田市など地域の課題に取り組む活動にも力を入れている。主な仕事に、モスバーガー、ワコール、トヨタ自動車、ブリヂストン、コーセー、UCC、三菱地所、日立製作所、ABC Cooking Studio、飛騨産業、AYURA、文明堂など。主な受賞に、東京ADC賞1998、1999、2012、2013、環境コミュニケーション大賞・環境大臣賞2012、グッドデザイン賞・金賞2013、2014など。JAGDA東京、東京ADC会員。
寺島デザイン制作室 アートディレクター・グラフィックデザイナー
寺島 賢幸 https://tera-d.net/
1961年札幌生まれ。北海道造形デザイン専門学校卒業後、地元広告代理店を経て1992年有限会社寺島デザイン制作室設立。おもに道内のクライアントのブランディングを中心に広告、グラフィックデザインを手がけている。日本グラフィックデザイナー協会新人賞、台湾国際ポスターアワード金賞、中国グラフィックデザインアワード商業部門ベストアワード、NYADC銅賞、NYフェスティバル 銅賞、香港国際ポスタートリエンナーレ 銅賞、ショーモンポスターフェスティバル(仏)3位、シカゴ国際ポスタービエンナーレ タイポグラフィ賞ほか受賞。
KD アートディレクター/グラフィックデザイナー
鎌田 順也 http://kamadajunya.com/
1976年北海道生まれ。東海大学卒業。北海道芸術デザイン専門学校卒業。KD主宰。洋菓子きのとや、松尾ジンギスカン、トモエ 福山醸造、横浜の和雑貨ブランド 濱文様など全国規模の企業ブランディング 、北海道ナチュラルチーズの専門店「チーズのこえ」などの個人店舗の総合ディレクションを行い、規模を問わず広く活動。沼田町 沼田厚生クリニックのサイン計画など行政案件も手がける。主な受賞に、ニューヨーク ONE SHOW 金賞、ロンドン D&AD 金賞、JAGDA新人賞、JAGDA賞、グッドデザイン賞、日本パッケージデザイン大賞 金賞、日本サインデザイン賞 最優秀賞など多数。東海大学、札幌大谷大学非常勤講師。