経済産業省及び関係機関において、北海道におけるGXを推進するための体制を強化します
2024年9月3日
経済産業省北海道経済産業局
経済産業省北海道経済産業局
経済産業省は、再生可能エネルギーの活用をはじめとする北海道のGXを推進するため、北海道経済産業局に「GX推進チーム」を立ち上げるとともに、資源エネルギー庁の管理職を現地併任とするなど、新たな体制を強化します。
2024年6月、北海道および札幌市が「GX金融・資産運用特区」に決定されたことを踏まえ、北海道や札幌市などと連携し、再生可能エネルギーの活用をはじめとする北海道におけるGXに関する取組を推進するため、本年8月30日に北海道経済産業局長をチーム長とする「GX推進チーム」を発足しました(総勢38名、うち管理職18名)。
また、北海道には再生可能エネルギー、水素、CCSなどの有望地が多く、2050年カーボンニュートラルの実現に向けてはこれらのポテンシャルを活用することが極めて重要であることから、同日付で、資源エネルギー庁 省エネルギー新エネルギー部 風力事業推進室長を、同チームにおける「北海道GX推進官」に併任しました。今後は、北海道を中心として風力発電等に関する業務を遂行するとともに、本省と経産局が一体となって、北海道におけるGXを推進します。
さらに、経済産業省の関係機関について、以下の体制を整備しました。
- 【GX推進機構:北海道デスク】
- GXの社会実装に向けて、地域における事業者、金融機関、自治体等と連携を図るため「地域連携室」を立ち上げると同時に、特に再エネポテンシャルが高く地域全体で先進的取組を進める北海道との連携を強化するため「北海道デスク」を整備
- 【(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO):北海道デスク】
- 再生可能エネルギーを始めとしたGX関連のプロジェクト発掘や次世代半導体などの産業技術分野の支援、スタートアップの育成などを進める体制として整備
- 【(独)エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC):洋上風力調査北海道連絡事務所】
- JOGMECによる洋上風力発電に係るセントラル調査実施において、地元自治体および関係機関との関係構築を通じて、円滑・効率的な調査を進める体制として整備