ホーム > 経済動向・統計経済概況 / 企画調査課 > 最近の管内経済概況

個人消費

~ 一部が急速に低下している ~



 4月の個人消費は、スーパー、ドラッグストア、ホームセンターは前年を上回ったものの、他の業態は前年を下回った。

  • 百貨店は、臨時休業やインバウンド需要の減少などにより、前年同月比▲61.9%と7か月連続で前年を下回った。
  • スーパーは、内食需要の高まりから、飲食料品の売り上げが伸びたことにより、同+1.1%と2か月ぶりに前年を上回った。
  • コンビニエンスストアは、同▲6.5%と2か月連続で前年を下回った。
  • 家電販売は、同▲6.7%と2か月連続で前年を下回った。ドラッグストアは、同+3.2%と5か月連続で前年を上回った。ホームセンターは、同+0.8%と3か月連続で前年を上回った。
  • 新車販売は、同▲28.9%と7か月連続で前年を下回った。

グラフ:百貨店販売額増減率の推移(全店)

グラフ:スーパー販売額増減率の推移(全店)

グラフ:コンビニエンスストア販売額増減率の推移

グラフ:家電大型専門店販売額増減率の推移

グラフ:ドラッグストア販売額増減率の推移

グラフ:ホームセンター販売額増減率の推移

グラフ:新車登録 ・届出台数増減率の推移

【ヒアリング内容】

  • テレワークの普及などにより、家で調理をする機会が増えているようだ。内食化の傾向が更に強まっており、生鮮食品、パスタ、ホットケーキミックス、調味料などの売り上げが伸びている。(スーパー)
  • 新型コロナウイルス感染症の影響で、テレワークのためのパソコン周辺機器の需要が伸びる一方、カメラなど外出関連の商品の動きが悪くなっている。(家電)
  • マスク、使い捨て手袋など新型コロナウイルス感染症対策のための商品のほか、在宅時間が長くなったことにより、トイレットペーパーなどの消耗品やDIY関連の売り上げも伸びている。(ホームセンター)
  • 外出自粛により、ゴールデンウィーク期間に入っても人の動きがなく、連休らしい需要がなくなってしまったようだ。(コンビニエンスストア)


ページの先頭に戻る

METIロゴ 経済産業省北海道経済産業局 総務企画部 企画調査課