J-Startup HOKKAIDOを始動します
~ 道内スタートアップ企業を選抜し飛躍的な成長を強力に支援 ~
2020年7月20日
経済産業省北海道経済産業局
経済産業省北海道経済産業局
経済産業省北海道経済産業局は、STARTUP CITY SAPPORO※1と共同で、地域発でグローバルな活躍を目指すスタートアップ企業を選定し、公的機関と民間企業が連携して集中支援を実施することで、スタートアップ企業の飛躍的な成長を図ることを目的としたJ-Startup HOKKAIDOを始動します。
また、内閣府のスタートアップ・エコシステム拠点形成事業※2と連携し、道内のスタートアップ・エコシステムの形成・強化を目指します。
- ※1 札幌市、(一財)さっぽろ産業振興財団、(株)D2Garegeが事務局となり、スタートアップ・エコシステムの構築を目指すプロジェクト。
- ※2 札幌・北海道スタートアップ・エコシステム推進協議会が2020年7月14日付けで選定。
概要
経済産業省では、2023年までにユニコーン企業を20社創出するという政府目標達成に向け、2018年にJ-Startupプログラムを開始し、全国から選定した約140社のスタートアップ企業に対し集中支援を実施しています。
今回、当省のJ-Startupプログラムの地域版として、北海道経済産業局及びSTARTUP CITY SAPPOROが事務局となり、北海道、ジェトロ北海道等の札幌・北海道スタートアップ・エコシステム推進協議会参画機関、NoMaps実行委員会とともに本事業の運営を行います。
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J-Startupプログラムを地域に展開します!(経済産業省のウェブサイト)
選定方法
- 本事業を運営する関係機関からの推薦
※推薦の段階で、推薦企業がJ-Startup北海道への参画を希望していることが前提となります。 - 外部審査員による推薦企業への面接により選考
選定基準
- 先進性
- 先端技術や革新的なアイデアを持っており、事業内容が創造性に富んでおり、他企業との差別化が図られているか。
- 成長性
- グローバルに活躍することを意識し、事業内容が将来にわたって、成長を期待できるものであるか。
- イノベーション
- これまで世の中にない新しいものを創造し、事業内容が経済や社会に新たな価値を生み出すものであるか。
- 経営者の意欲
- 経営者として事業をリードしていくという強いリーダーシップや心構え、確固たるビジョンを持っているか。
- 経営・資金計画
- 財務面で問題がなく、経営計画が根拠のあるものになっており、事業内容と経営計画が一致しているか。
選定企業に対する支援内容
- 【行政による支援】
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- 選定企業専用相談窓口の設置(STARTUP CITY SAPPOROに設置)
- イベント出展支援(STARTUP CITY SAPPOROとの共同出展等)
- ピッチイベントなどへの優先紹介
- オフィススペース、コワーキングスペースの利用(札幌産業振興センター内)
- 実証実験場などの提供における調整
- 【民間企業等による支援】
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- コワーキングスペースの利用(SAPPORO Incubation Hub DRIVE等)
- 企業とのオープンイノベーション推進に向けた調整
- 先輩起業家によるメンタリング
- アクセラレータプログラムへの優先紹介
- NoMapsと連携した事業の実施(カンファレンスや出展の優先提供)
J-Startup HOKKAIDOサポーターズへの参画
本事業の展開に際し、グローバルに活躍できるスタートアップ企業の創出に向けた支援を連携して実施することを希望する企業や団体等を募集します。
※事務局が支援策の内容等に関してヒアリングを行った上で選定します。
本事業開始時期
2020年8月1日から「J-Startup HOKKAIDO企業」の推薦、「J-Startup HOKKAIDOサポーターズ」の募集を開始します。