令和4年度 災害時燃料供給合同支援訓練を実施します

~ 夕張市等が初参加 ~

2023年2月14日
経済産業省北海道経済産業局

 経済産業省北海道経済産業局では、陸上自衛隊北部方面隊等と連携して、厳冬期の道央地域における地震に伴う大規模停電の発生を想定した訓練を実施します。
 本訓練では、陸上自衛隊の燃料タンク車等により人命救助や被災地支援に必要な燃料を取得し、夕張市役所および住民拠点SSへ輸送・供給します。

訓練の背景とねらい

 2011年3月の東日本大震災や2018年9月の北海道胆振東部地震によるブラックアウトの際に避難所等においては燃料供給ニーズが高まったほか、ガソリンスタンドでは車両用燃料を求めて長蛇の列が発生するなど、災害時の燃料供給に関する課題が浮き彫りとなりました。
 これらの課題を踏まえ、当局と陸上自衛隊北部方面隊では、災害時における燃料供給のノウハウの更なる拡充を図るため、合同訓練を実施するものです。

訓練概要

 民間の輸送力だけでは対応ができない場合を想定し、以下の訓練を実施します。

  • 夕張市役所、住民拠点SSから北海道災害対策本部への燃料供給要請手順を確認する情報伝達訓練
  • 陸上自衛隊の燃料タンク車および大型トラック(ドラム缶積載)が油槽所から燃料を取得する燃料取得訓練
  • 陸上自衛隊が夕張市役所および非常用発電機を保有する住民拠点SSへ燃料を供給する燃料供給訓練

日程・実施主体・協力機関

【日程】
2023年2月21日(火)~22日(水) ※訓練は2日に分けて実施します
【実施主体】
経済産業省北海道経済産業局、陸上自衛隊北部方面隊
【協力機関】
北海道、東西オイルターミナル(株)苫小牧油槽所(初参加)、夕張市(初参加)、(株)北島商会 オートパーク夕張給油所(初参加)

問い合わせ先

経済産業省北海道経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課

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