令和5年度 災害時燃料供給合同支援訓練を実施します

2024年1月23日
経済産業省北海道経済産業局

 経済産業省北海道経済産業局では、陸上自衛隊北部方面隊と連携し、厳冬期の道央地域における地震および大規模停電の発生を想定した訓練を実施します。
 本訓練では、陸上自衛隊の燃料タンク車等により人命救助や被災地支援に必要な燃料を取得し、札幌市内の重要施設や住民拠点SSへ輸送・供給します。

訓練の背景とねらい

 東日本大震災の際、資源エネルギー庁と防衛省は災害時の燃料供給に関して様々な課題に直面したことから、各地域で経済産業局と自衛隊が連携した訓練を展開し、道内では2015年度から合同訓練を実施しています。
 2018年の北海道胆振東部地震によるブラックアウトの際にも、ガソリンスタンドに燃料を求める長蛇の車列が発生するなど、災害時の燃料供給に関する課題が浮き彫りとなりました。
 これらの課題を踏まえ、当局と陸上自衛隊北部方面隊では、災害時における燃料供給のノウハウの更なる拡充を図るため、合同訓練を実施するものです。

訓練概要

 災害の発生により、燃料供給に関して民間の輸送力だけでは対応ができない場合を想定し、以下の訓練を実施します。

  • 重要施設からの燃料供給要請に対し、陸上自衛隊への要請までの手順を確認する情報伝達訓練
  • 陸上自衛隊の燃料タンク車および大型トラック(ドラム缶積載)が製油所から燃料を取得する訓練
  • 陸上自衛隊が札幌市内の重要施設、住民拠点SSに燃料を供給する訓練

日程・実施主体・協力機関

【日程】
2024年2月15日(木)~16日(金)
【実施主体】
経済産業省北海道経済産業局、陸上自衛隊北部方面隊
【協力機関】
北海道、出光興産(株)北海道製油所、札幌市水道局配水センター、北海道エネルギー(株)チャレンジ手稲インター給油所、国家公務員共済組合連合会 斗南病院

問い合わせ先

経済産業省北海道経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課

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