令和6年度 災害時燃料供給合同支援訓練を実施します

2024年5月15日
経済産業省北海道経済産業局

 経済産業省北海道経済産業局では、陸上自衛隊北部方面隊と連携し、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震および大規模停電の発生を想定した燃料供給合同支援訓練を実施します。
 本訓練では、陸上自衛隊の燃料タンク車により人命救助や被災地支援に必要な燃料を取得し、住民拠点SSへ輸送・供給します。

訓練の背景とねらい

 東日本大震災の際、資源エネルギー庁と防衛省は災害時の燃料供給に関して様々な課題に直面したことから、各地域で経済産業局と自衛隊が連携した訓練を展開し、道内では2015年度から合同訓練を実施しています。
 2018年の北海道胆振東部地震によるブラックアウトの際にも、ガソリンスタンドに燃料を求める長蛇の車列が発生するなど、災害時の燃料供給に関する課題が浮き彫りとなりました。
 これらの課題を踏まえ、今回は、防衛省の「令和6年度自衛隊統合防災演習」に連接した実動訓練として、災害時における燃料取得訓練および供給訓練を実施することで、これらノウハウの更なる拡充を目指します。

訓練概要

 災害の発生により、燃料供給に関して民間の輸送力だけでは対応ができない場合を想定し、以下の訓練を実施します。

  • 陸上自衛隊の燃料タンク車が油槽所から燃料を取得する訓練
  • 陸上自衛隊が住民拠点SSに燃料を供給する訓練

日程・実施主体・協力機関

【日程】
2024年5月21日(火)~22日(水)
【実施主体】
経済産業省北海道経済産業局、陸上自衛隊北部方面隊
【協力機関】
ENEOS(株)、北海道エネルギー(株)

問い合わせ先

経済産業省北海道経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課

参考

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