令和6年度厳冬期 災害時燃料供給合同支援訓練を実施します

2025年2月25日
経済産業省北海道経済産業局

 経済産業省北海道経済産業局では、陸上自衛隊北部方面隊と、3月5日(水)から7日(金)の日程で、災害時燃料供給合同支援訓練を実施します。
 本訓練では、当局と陸上自衛隊北部方面隊が協力機関と連携し、実燃料の取得、輸送、供給訓練を道内3箇所で行います。

訓練の背景とねらい

 東日本大震災の際、経済産業省と防衛省は災害時の燃料供給に関し様々な課題に直面したことから、各地域で経済産業局と自衛隊が連携した訓練を展開することとなり、道内では当局と陸上自衛隊北部方面隊による「災害時燃料供給合同支援訓練」を2015年度から計11回実施してきました。
 訓練を通じて、災害時における燃料取得・供給ノウハウの更なる拡充を図ります。

訓練概要

 厳冬期の荒天による地域の孤立、広範囲にわたる大規模停電の発生により、オホーツク・根室などの振興局管内を中心とした道東地域が大きく被災し、燃料の需給がひっ迫する中、民間の輸送力では燃料供給対応が困難な場面を想定し、以下の訓練を実施します。

3月5日(水)14:00~15:30 燃料取得訓練 <灯油は実燃料を取得>

【場所】
苫小牧埠頭(株)オイルターミナル事業部苫小牧ターミナル(苫小牧市真砂町18番地1)

陸上自衛隊の燃料タンク車が油槽所から灯油(実燃料)と軽油を取得する訓練

3月6日(木)13:00~16:00 燃料供給訓練(模擬)

【場所1】
NHK網走テレビ・FM放送所(網走市天都山245)

陸上自衛隊の燃料タンク車から放送所の地下タンクへ、非常用発電機用燃料の軽油を供給する訓練

【場所2】
北海道エネルギー(株)セルフ番外地給油所(住民拠点SS)(網走市大曲1丁目9番5号)

陸上自衛隊の燃料タンク車からSSの地下タンクへ、販売用燃料の軽油を供給する訓練

3月7日(金)11:00~12:00 燃料供給訓練 <実燃料の灯油を供給>

【場所】
陸上自衛隊釧路駐屯地 標津分屯地 羅臼分室(羅臼町礼文町7番地2)

陸上自衛隊の燃料タンク車から羅臼分室の地下タンクへ、暖房用燃料の灯油を供給する訓練

実施主体・協力機関

【実施主体】
経済産業省北海道経済産業局、陸上自衛隊北部方面隊
【協力機関】
苫小牧埠頭(株)、NHK旭川放送局、北海道エネルギー(株)

問い合わせ先

経済産業省北海道経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課

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