羅臼町において災害時の燃料供給訓練を実施します

~ 羅臼町と石油業(協組)の連携による初の訓練 ~

中止となりました

2022年10月18日
2022年10月27日更新
経済産業省北海道経済産業局

 経済産業省北海道経済産業局では、根室地域において、災害時における円滑な燃料供給体制根室モデルの取組を推進しています。
 2022年10月23日に実施される羅臼町総合防災訓練の中で、本モデルの取組の一環として、羅臼町および釧根地方石油業(協組)標津支部が連携した燃料供給訓練を実施します。

【2022年10月27日更新】荒天(強風)のため、訓練が中止となりました。

※羅臼町内の事業者は釧根地方石油業(協組)標津支部に所属。

訓練の背景とねらい

 北海道胆振東部地震およびそれに伴うブラックアウト発生により、避難所や医療・通信施設等の重要施設において、燃料供給のニーズが高まりました。一方で、重要施設と石油販売業者の燃料供給体制の構築が不十分であったため、重要施設の燃料がひっ迫する事態が発生しました。
 本訓練では、根室モデルの仕組みについて手順を確認し、課題抽出や対策の検討により、実効性を高めることがねらいです。

訓練概要

【災害想定】
 地震により羅臼町内の道路、各公共施設の損壊及び家屋の半壊などの被害が発生し、数多くの負傷者もみられる状況。また、町内の大部分では断水、電話の不通、大規模な停電が発生しており、町内の一部の道路は不通となっている状況を想定。
【燃料供給訓練】
 羅臼町、平時の石油販売業者および釧根地方石油業(協組)標津支部が重要施設の燃料供給要請に係る情報伝達手順を確認。また、重要施設では施設担当者と同支部員が連携し、燃料の荷卸し訓練(模擬)を実施。

開催概要

羅臼町総合防災訓練
【日時】
2022年10月23日(日)9:30~13:00
【場所】
羅臼漁港内 中央埠頭周辺
【主催】
羅臼町防災会議
<燃料供給訓練のパート>
【時間】
11:10~11:30
【場所】
羅臼漁港内 中央埠頭周辺、羅臼町役場(羅臼町栄町100番地83)
【実施主体】
経済産業省北海道経済産業局、羅臼町、釧根地方石油業(協組)標津支部

問い合わせ先

経済産業省北海道経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課
  • TEL:011-709-2311(内線2640)
  • FAX:011-709-4138
  • E-mail:hokkaido-shigen-nenryo@meti.go.jp

参考

※根室モデル
2020年2月、当局のサポートにより、根室地域(根室市、別海町、中標津町、標津町、羅臼町)の1市4町と石油販売業者が連携して災害発生時の燃料供給について広域で備える体制「根室モデル」を構築。具体的には、国や道の支援が届くまでの間、地域で燃料を融通する仕組みとして、重要施設に燃料を供給する石油販売業者をあらかじめ決めておき、不測の事態により燃料供給に支障が生じた場合に石油業(協組)がバックアップ。

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