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平成21年度 農商工等連携事業計画の認定事業の概要一覧


(認定日:平成21年7月7日)

番号 事業名 事業者名 事業概要
中小企業者 農林漁業者
1
十勝産素材を使用したパーベイク(半焼成)パンの開発と販路開拓
【代表者】
(株)満寿屋商店(帯広市)
伊藤 弦輝(帯広市)
 (株)満寿屋商店は、十勝地域では数少ないパン用小麦「キタノカオリ」を生産する伊藤弦輝氏の小麦を活用し、冷凍または常温での長期保存が可能なパーベイク(半焼成)パンを開発・販売する。
 パーベイクパンは長期保存が可能であることや、小規模の設備を使用するだけで焼きたてのパンになることから、レストラン、ホテル、カフェベーカリー等の業務用市場を開拓する。
2
減農薬栽培米を用いた機能性食品の開発と販路開拓
(有)グルメライス旭川(旭川市)
【代表者】
市川範之(旭川市)
 (有)グルメライス旭川は、市川範之氏が生産する小麦アレルギー患者の間で評判が高い米「ゆきひかり」や、アミロースが高く加工に向いている「高アミロース米」の米粉を活用して、米マカロニ・米麺を開発・販売する。
 「ゆきひかり」から開発する米マカロニは、既存の固定客を含めた小麦アレルギー患者向けとして、アレルギー対応食品取扱店等へ販売していくとともに、「高アミロース米」から開発する米マカロニ・米麺については、新たな市場開拓を行う。
3
ベリー王国北海道(余市町・仁木町)のベリー類を使ったビネガー・スイーツの開発
【代表者】
(株)自然農園グループ(余市町)
(有)自然農園(仁木町)
 (株)自然農園グループは、アントシアニンなどのポリフェノール類が豊富に含まれているベリー類の人気が高いことに着目し、(有)自然農園が有機栽培・特別栽培しているシーベリーやブルーベリーなどを活用し、ビネガー・スイーツを開発・販売する。
 新商品は、連携参加者の(株)サンチャレンジが保有している40の店舗で販売するほか、百貨店、ホテル、レストラン等への市場開拓を行う。
4
稚内産大女子(おおなご)の有効利用による高付加価値製品の製造と全国販売
【代表者】
(株)パイオニアジャパン(小樽市)
(株)コスモジャパン(小樽市)
中野水産(株)(稚内市)
稚内機船漁業協同組合(稚内市)
 (株)パイオニアジャパンと(株)コスモジャパンは、稚内で水揚げされている大女子(おおなご)を高付加価値製品化して販売するため、大女子(おおなご)を水揚げする稚内機船漁業協同組合と一次加工技術を有する中野水産(株)と連携し、蒲焼やフライに製品化し、商品を販売する。
 現在、白身魚加工品原料の多くは輸入に依存しており、北海道産の安全安心な食材としての市場ニーズが高いことから、一般消費者に近いスーパーマーケット等への市場開拓を行う。
5
有機農産物を原料とした有機JAS認定加工食品の開発
【代表者】
(有)ボンフリー(新篠津村)
(有)丸勝大塚産業(新篠津村)
 (有)ボンフリーは、地元の安心安全な農産物を素材とした新商品の開発を行うため、(有)丸勝大塚産業が生産している有機JAS認定農産物を活用し、野菜スープや野菜ペースト、ほしいもを開発・販売する。
 新商品は、生活習慣病やダイエット効果が期待されるため、全国の病院、自然食料品店等への市場開拓を行う。
6
多様な用途に活用できるハスカップ濃縮粉末の製造・販売
【代表者】
(有)はすかっぷサービス(苫小牧市)
犬飼 仙松(厚真町)
 (有)はすかっぷサービスは、健康志向の高まりから全国的に注目されているハスカップの機能性に着目し、犬飼仙松氏が生産しているハスカップを活用し、従来の果汁製造では使われていない独自の製法により、ハスカップ濃縮粉末を製造・販売する。
 飲料用としては、当社のハスカップティーが採用されている航空機内販売、新千歳空港の土産物店などへ、業務用食材としては、洋菓子店などへの市場開拓を行う。
7
固形梅塩を摂取した「知床牛」の加工品等の開発・販売
(有)大空FARM(斜里町)
(同)味噌精肉店(美幌町)
【代表者】
(株)カネダイ大橋牧場(大空町)
 (有)大空FARMおよび(同)味噌精肉店は、新たな商品開発を行うため、(株)カネダイ大橋牧場で肥育されている固形梅塩を摂取させた「知床牛」を活用し、ハンバーグや空弁、ギフト等の加工品を開発・販売する。
 当初は、販路が構築されている百貨店、土産店などに販売を行い、その後、他の百貨店、大手量販店(ギフト通販等)等への市場開拓を行う。
8
生食用スイートコーンの自動収穫機開発・導入による収穫量増加と労働環境の改善
【代表者】
オサダ農機(株)(富良野市)
(有)北幸農園(富良野市)
 オサダ農機(株)は、1本の幹から2~3本なる実の中から最も生育の優れたものを選び取るなど、手もぎ収穫されていた生食用スイートコーンを、自動的に収穫できる機械を開発する。(有)北幸農園は、自社の圃場での実演や情報提供などソフト面で連携を図り、完成度の高い自動収穫機へのバージョンアップを継続的にサポートする。
 生食用スイートコーンに傷が付かず、作業が省力化される機械を望む農業協同組合、青果業者、農家への市場開拓を行う。

(認定日:平成21年11月25日)

番号 事業名 事業者名 事業概要
中小企業者 農林漁業者
9
北海道産木材を使用したエクステリア製品(ガレージドア及び多目的ハウス)の開発
【代表者】
日本ドアコーポレーション(株)(札幌市)
千歳市森林組合(千歳市)
 日本ドアコーポレーション(株)は、地材地消の観点から、輸入材から北海道産材への転換を目指し、千歳市森林組合の保有するカラマツ・トドマツを活用し、意匠性のあるエクステリア製品(ガレージドア及び多目的ハウス)を開発・販売する。
 ガレージドアに関しては、国産材や意匠性にこだわりを持つ家庭をターゲットとして直接販売する他、高級住宅メーカーや設計事務所を通じた販路開拓を目指す。多目的ハウスに関しても、直接販売の他、ガーデニング専門店などへの販路開拓を目指す。

(認定日:平成22年2月18日)

番号 事業名 事業者名 事業概要
中小企業者 農林漁業者
10
JAS認証された国産有機農産物の規格外品を有効活用した南瓜ペースト及びカレーフィリングの開発
(有)平沢製餡所(東京都目黒区)
【代表者】
(有)箱根牧場(千歳市)
 (有)平沢製餡所は、(有)箱根牧場が生産する南瓜、じゃがいも、人参、玉葱などの有機農産物の規格外品を活用し、南瓜ペースト、カレーフィリングを開発・販売する。
 新商品は、既存販路の製パン業者等に販売を行うとともに、有機農産物に関心の高い個人製パン店等への市場開拓を行う。
11
恵山岬(函館市)の大型ホッケ(通称:根ボッケ)を使ったバッテラ寿司の開発および販路開拓
【代表者】
福留 誠(七飯町)
二本柳 勝男(函館市)
 福留誠氏は、二本柳勝男氏が採用しているホッケ延縄漁で水揚げし、血抜き処理を行った鮮度の高い根ボッケを活用し、バッテラ棒(大)、(小)、(車内用)を開発・販売する。
 新商品は、福留誠氏が経営する「居酒屋根ぼっけ」で提供するほか、函館市内を訪れる観光客をターゲットとして、観光ホテル、キヨスク、函館空港等への市場開拓を行う。
12
アスパラガス擬葉粉末を利用した食品並びに食品添加用粉末の開発・販路開拓
【代表者】
(株)北辰フーズ(江別市)
(株)エス・ネット(東京都中央区)
名尾 良一(名寄市)
 (株)北辰フーズと(株)エス・ネットは、名尾良一氏が無農薬で栽培したアスパラガス擬葉を活用し、スイーツ、食品添加用粉末(業務用)、健康食品(サプリメント類)を開発・販売する。
 スイーツは、(株)北辰フーズの既存販路を活用するほか、食品添加用粉末は、(株)北辰フーズと(株)エス・ネットが共同でパスタ・パン・アイス・チョコレート等の食品加工会社へ販売する。健康食品は、(株)エス・ネットが通信販売、ドラッグストア等への市場開拓を行う。
13
窒素水を活用した旬のサンマの加工品の開発
【代表者】
(株)ヤマジュウ(浜中町)
橋本 修一(浜中町)
 (株)ヤマジュウは、橋本修一氏と連携して、脂のりの良い盛漁期のサンマを漁獲から加工に至るまで、窒素水を活用することで酸化防止を図った旬の熟成塩サンマを開発・販売する。
 新商品は、(株)ヤマジュウの直営店で販売するほか、首都圏などの百貨店、高級スーパー等への市場開拓を行う。
14
北海道産ワイン製造残渣を用いたメタボリック症候群予防食品の開発
【代表者】
北海道ワイン(株)(小樽市)
(有)鶴沼ワイナリー(浦臼町)
松原 研二(蘭越町)
 北海道ワイン(株)は、健康志向の高まりを受けて、(有)鶴沼ワイナリー及び松原研二氏と連携し、新たな品種や栽培方法などで新商品に求められる機能を有する葡萄を栽培してもらい、ワイン製造残渣を活用した乳酸菌飲料、健康酢などを開発・販売する。
 新商品は、北海道ワイン(株)の工場直売所、通信販売などワイン販売の既存販路を活用するほか、ドラッグストアなどの新たな市場開拓を行う。

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