21世紀は「知恵の時代」といわれています。
								特許制度はみなさんの「発明」や「ものづくり」を、人類の幸せのために活かす制度です。
								特許があれば、安心して「発明」や「ものづくり」を行うことができます。
								そうして、新しい社会をおこし、その社会を一層発展させることもできますし、
								特許によって得た利益で、また、新しい発明をすることもできます。
							
								みなさんはどうしたら発明家になれると思いますか?
								発明王といわれたトーマス・エジソン(アメリカ)は実験材料を買うために働き、
								多くの発明品を世の中に送り出しました。
								「天才とは、1パーセントのひらめきと99パーセントの努力によって生まれる」と、
								努力することがいかに大切かを話しています。
								また、偉大な科学者であるルイ・パスツール(フランス)も
								「幸運は準備された心を好む」と言っています。
								いつも「どうしてこうなるのかな?」「どうしたらもっとよくなるかな?」
								といった好奇心を持つことが「発明」や「ものづくり」には大切なことです。
							
								生活を便利にする発明、人々の健康を守る発明、環境を守る発明・・・
								発明のヒントは、みなさんの身の回りにたくさんあるはずです。
							
								地球の資源には限りがありますが、
								人間の創造性、発明やものづくりに対する好奇心には限りがありません。
								みなさんが創造性の豊かな社会を作り上げていくことで、
								資源の少ない日本も、未来に向かって発展を続けることができるのです。