発明クイズ
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問題 1
初期のコンピューターはすごく大きかった。
○か、×か?正解は世界初のコンピューターを開発したのは、ジョン・アタナソフというアメリカの物理学者です。そのコンピューターをモデルにしたのが1945年に完成した「エニアック」というコンピューターです。エニアックは、戦争中、大砲(たいほう)などの弾(たま)をうまく目標までとばすための計算に使われました。約1800本の真空管、1500個のリレー(電気回線を制御(せいぎょ)するスイッチ)、7万個の抵抗(ていこう)という部品が使われていて、重さが30トンもある大さな物でした。
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問題 2
太陽電池は太陽の熱で発電をする?
○か、×か?正解は太陽電池は、光に照らされると、その光のエネルギーを電気のエネルギーに変える働きを持つ、色々な物質を利用したものです。もっとも一般的(いっぱんてき)なのは、シリコンという材料を使った太陽電池です。
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問題 3
普段(ふだん)、まわりにある空気には重さはない。
○か、×か?正解はどんな気体にも重さがあって、当然色々な気体が混じっている空気にも重さがあります。二つの同じ大きさの風船を用意して、長き1mくらいの棒の中央当たりに糸をつけてつるして、簡単なてんびんをつくってみましょう。空気入れをつかって二つの風船を同じくらいにふくらませて、てんびんの左右に、バランスが取れる様につるす。そして、片方の風船を割ると、空気の出た風船は上がり、空気の入った風船は下がる。つまり、空気にも重さがあることが分かります。
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問題 4
音速よりも早い乗り物はない。
○か、×か?正解はマッハという言葉を聞いたことはないですか。音速の何倍かを表す言葉です。 イギリスとフランスが共同で開発したコンコルドという旅客機は、最大速度マッハ2.02(時速2180km)という記録をもっています。音の2倍の早さで飛ぶことができるのです。このコンコルドより速いのが、光です。光より早い物は存在しません。
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問題 5
方位磁石の針は磁石でできているが、必ず北をさすということは、地球自体が大きな磁石である。
○か、×か?正解は地球は、北極がS極、南極がN極の大きな磁石だと考えられます。地球の内部は、高温でドロドロにとけた鉄がぐるぐるまわっていて、地球内部で電気が起きているために、磁石になっているのではないかと考えられます。
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問題 6
魚はねむる時には目を閉じる?
○か、×か?正解は魚の目には、まぶたがありません。だから目を閉じたくても閉じられないのです。目を閉じないからいつねむっているのかわかりにくいのですが、岩かげや水草の中、あるいは砂にもぐったりしてじっとしているときがあるから、そういうときにねむっていると考えられます。
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問題 7
「東京・特許・許可局」という所はある。
○か、×か?正解はそういう場所は存在しません。あくまでも、これは早口言葉です。みなさんはこの早口言葉はうまく言えますか?
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問題 8
人類がはじめて火を使うようになったのは、今から約50万年前である。
○か、×か?正解は約50万年前、ホモ・エレクタスと呼ばれる原人が最初に火を使用したといわれています。
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問題 9
今から550年前、火縄銃(ひなわじゅう)が発明された国はポルトガルである。
○か、×か?正解はスペインが正解。1450年に発明されました。
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問題 10
近代的蒸気機関を発明したのはスティーブンソン。
○か、×か?正解はワットが1764年に発明。スティーブンソンは1825年に蒸気機関車を発明しました。
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問題 11
電話を発明したのは、その名もずばりベルである。
○か、×か?正解は1876年に発明しました。
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問題 12
電池を発明したのは発明王エジソンである。
○か、×か?正解はボルタが1800年に発明。電圧の単位であるボルトの語源となっています。
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問題 13
メンデルが遺伝の法則の発見に使った植物はダイズである。
○か、×か?正解はエンドウマメが正解。8年がかりで研究された成果は彼が死んだ後に認められました。
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問題 14
X線を発見したのは、その名もずばりレントゲンである。
○か、×か?正解は1895年に発見されました。
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問題 15
ラジウムを発見したキュリー夫妻は、そろってノーベル平和賞を受賞した。
○か、×か?正解は1903年にウランの研究で受賞したのはノーベル物理学賞です。
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問題 16
日本で初めてノーベル賞を受賞したのは湯川秀樹(ゆかわ ひでき)である。
○か、×か?正解は中間子の存在の研究で1949年にノーベル物理学賞を受賞しました。
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問題 17
日本の十大発明家の一人「御木本幸吉(みきもと こうきち)」が進めた研究はカキの養殖(ようしょく)である。
○か、×か?正解はアコヤ貝による真珠(しんじゅ)研究が正解。この真珠はミキモトパールの名で世界中に広まりました。
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問題 18
昆布(こんぶ)のうまみの成分からグルタミン酸ソーダをつき止めたのは日本人である。
○か、×か?正解は「池田菊苗(いけだ きくなえ)」がつき止めて、これを主成分とした製造方法を発明し特許権を取得しました。これが後の「味の素」として広く知られることとなりました。Z
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問題 19
ワープロ普及(ふきゅう)以前の書類作成に使われていた「日本語タイプライター」は特許を取得していない。
○か、×か?正解は「杉本京太(すぎもと きょうた)」が発明して特許を取得しました。
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問題 20
欧米(おうべい)からの技術導入が中心であった時代に「丹羽保次郎(にわ やすじろう)」が日本独自で発明した機械は「写真電送装置」である。
○か、×か?正解は昭和天皇の即位式(そくいしき)のニュース写真の電送などに威力(いりょく)を発揮しました。
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問題 21
日本では中学生以上でなければ特許を取ることができない。
○か、×か?正解は実際に小学校5年生で「万能乾電池(かんでんち)ボックス」の特許を取った事例もあります。
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問題 22
野球で新しい変化球の投げ方を発明しても特許は取れない。
○か、×か?正解はだれがやっても同じ結果を得るものでなければ特許を取得することはできません。従って肉体的な特徴(とくちょう)によって可能となるものは特許は取れないのです。